あきりんの映画生活

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「シークレット・ウインドウ」 (2004年)

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2004年 アメリカ 96分 
監督:デヴィッド・コープ
出演:ジョニー・ディップ、 ジョン・タートゥーロ

スティーブン・キング原作のサスペンスもの。 ★★☆

離婚したばかりでスランプに陥っている作家レイニー(ジョニー・ディップ)は、いきなり得体体の知れない粗野な男シューター(ジョン。タートゥーロ)に盗作をしたと決めつけられて脅される。
ついにはシューターは、小説を書き変えて自分名義で発表しろと、理不尽な要求をしてくる。

盗作の疑いを晴らす証拠の雑誌は、何者かの放火で失われる。
シューターについての調査を依頼した私立探偵は何者かに殺されてしまう。
なんとか事を解決しようとするレイニーの一歩先を、何者かが妨害してくる。

誰もが、偏執狂的なシューターの仕業に違いないと思いながら観ている。

サスペンスとしては謎をはらんで緊張感を保って終盤までいく。
脅迫者に翻弄されるジョニー・ディップの演技も真に迫っていて、見事。
それだけに、最後の謎解きの展開が惜しまれる。

(ネタバレ)

結局、謎はそんなことだったのか! 
そんな使い古されたオチを持ってくるとは! 
ここまで保ってきた緊張感がもったない。結局「ファイトクラブ」かい(怒)。
キングの原作もこうなっていたのだろうか?

タイトルの「秘密の窓」は妻が塞いでしまった窓を指している。
その窓からは秘密を隠した裏庭の一部が見える、という最後のおまけが付いていました。