2007年 アメリカ
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演:ニコラス・ケイジ、 エヴァ・メンデス、 ピーター・フォンダ
コミック原作のバイク・アクションもの。 ★☆
悪魔にだまされて魂を売った天才ライダーが、なぜか堕天使の悪魔の息子と闘う。
悪魔と堕天使の関係とか、なんだか敵の設定がよく把握できないのは、私が理解していないだけ?
それに、主人公の台詞の「魂は売っても心は売っていない」って、どういうこと?
なにしろ炎に包まれた骸骨ライダーが、炎に包まれたバイクにまたがって大暴れをするという代物。
観る前からおおよその筋は知っていたので、B級映画を観るそれなりの心構えができていて、それで助かった。マーヴェル・コミックが原作だということも了解していたし。
なにしろ炎のバイクが走った後は火事だらけになるし、砂漠の道ばたにいた動物までもあっという間に黒こげになってしまう。ちょっとすごいね。
悪魔の息子が呼び集めた仲間は、大層な登場ぶりにしてはまったく弱い。
主人公に簡単にやられてしまう。
おいおい、もう少し緊迫感を出してくれよ。
それにしても、ニコラス・ケイジがこんな映画に出るのか、と呆気にもとられる。
「ウィッカーマン」を観たときも思ったのだが、もう少し出演作を選べばいいのに・・・。
メフィスト役のピーター・フォンダって、あの「イージー・ライダー」だったんだよなあ。う~む、絶句。
なんか、続編が作られそうな終わり方だったが、まさか?
コミックものにありがちな凄惨な場面がないのは救いでした。