2019年 アメリカ 114分
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ソフィ・ターナー、 ジェームズ・マカボイ、 マイケル・ファスベンダー、
ジェニファー・ローレンス、 ジェシカ・チャスティン
シリーズ最終章? ★★★
「X-MEN」シリーズは何のかんのと言いいながらも、かなりの数を観てきた。
(ただしウルヴァリンに関するスピン・オフ作品は観ていない)
で、今作がこのシリーズの最終章とのこと。どうなるのだろうか?
X-MENのメンバーで誰が一番強いのだろう?とは、みんなが一度は考えるのではないだろうか。
マグニートーやサイクロプスもすごいが、やはり最強はジーン・グレイだろう。
そんな最強のジーンが、宇宙空間での事故で悪人格の”ダーク・フェニックス”になってしまう、というのが今作。
おいおい、ジーンが悪役になってしまったら誰が阻止できるんだ?
このシリーズも出演陣がかなり交代している。
以前の俳優陣に愛着を持っている者としてはそのあたりはちょっと寂しい。
しかし、長い期間にわたって作られているので、俳優も歳をとるし、やむを得ないのだろうなあ。
そうはいっても、ジーンは、やっぱり最初に登場したファムケ・ヤンセンが好かった。
ミスティークもレベッカ・ローミンの方がなじみ深いし、ストームはやはりハル・ベリーだよなあ。
今回のジーン役のソフィー・ターナーが、予想以上にがっしり体型だったことには驚いた。
肩幅などもかなりありそう。何か体を鍛えるようなことをしていた?
前作の「アポカリプス」でも彼女が演じていたはずだが、あまり覚えていなかった(汗)。
X=MENでは世間から疎まれるマイノリティの問題が底部にはある。
今作でも、プロフェッサーXがよかれと思ってやってきたことが、果たして本人にはどうだったのか、といったことも問題となっていた。
(以下、ネタバレ)
当然、凄まじい闘いの場面があり、その迫力は満点だった。
ミスティーク(ジェニファー・ジョーンズ)が死んでしまったのには驚いた。
そしてジーン自身も真の悪役を倒すために自らの命を捧げて、物語は終わっていく。
そうか、これでX-MENも終わっていくのか。
「アベンジャーズ」も区切りが付いて、あの「スター・ウォーズ」もこの秋には終わっていくことになっている。
永年続いたシリーズものが終わっていくのは、やはり寂しい。
「007」は主役交代でまだ頑張ってくれるようだ。
イーサン・ハント・トムはいつまで頑張ってくれる?