あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「ターミネーター」 (1984年)

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1984年 アメリカ 107分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツネガー、 リンダ・ハミルトン、 マイケル・ビーン

大ヒット・シリーズ第1作。 ★★★

 

近く新作が公開されることになっており、しかもその謳い文句が「2」の正当派続編!
「4」とか「ジェネシス」は正直なところ、はじめの頃の熱気が薄れているように感じていたが、この新作は観なくては。
ということで、復習第1弾。

 

もう35年前の映画、ということになる。
オープニングの2024年の戦闘場面の映像は、今の目から見れば粗いものだがそれはいたしかたないことだろう。
このシリーズがヒットしたのは、ひとえにその物語世界の設定が秀逸だったからに違いない。

 

この映画のポイントは、設定はSFなのだが、銃撃戦を始めとするアクションは現代風にしているところ。
これには、タイム・スリップしてこられるのは生物だけだという制約が活かされていた。
そして、そこに40年の時を超えた悲恋が絡んできているところ。
しかもそれが物語の大きな骨格を為している。

 

当然のことながらシュワルツネガーが若い。
冒頭、全裸で未来世界からタイムスリップしてきたときの大胸筋の厚さには思わず唸ってしまう。
これ、本当に人間の身体かよ!
リンダ・ハミルトンも若い。盛った髪型が当時の雰囲気で微笑ましい。

 

しかし、ジョンがカイルを送り返してこなければ、サラ・コナーがジョンを生むことはなかった。
未来が過去に干渉して、その結果で今の未来がある?
未来でカイルが機械軍団に殺されてしまって過去に帰れなくなっていたら、歴史はどうなっていた?
ややこしい話になるが、ま、この映画の物語そのものが過去を変えることによって未来を変えるということなので、追求しないでおこう。

 

第1作ではシュワルツネガーを超悪役にしたところが成功していた。
だいたいがシュワルツネガーは表情の演技には向いていない人だから(汗)、無機質さを感じさせる無表情のターミネーター役はぴったりだった。
(私はシュワルツネガーのファンです。念のため。)

 

サングラス姿に両手マシンガンで辺り構わずなぎ倒していくターミネーターは、もう記念碑的な絵柄になっていた。
そしてそのしつこさ、怖ろしさ。
タンクローリー車の爆発に巻き込まれて全身の皮膚がなくなっても、体に仕掛けられた爆薬で下半身がなくなっても、それでもサラ・コナーを追ってくる。

 

カイルが持っていた写真の由来が、エンディングで判る。
ああ、そうだった。これは好い逸話だった。
悲恋を乗り越えて、サラ・コナーが生き抜いたシンボルのような写真だったのだな。

 

今回再見して、やはり好くできた映画だと思った。
さあ、次はあの伝説的な進化型ターミネーターが登場する「2」だな。