あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「引っ越し大名」 (2019年)

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2019年 日本 120分
監督:犬童一心
出演:星野源、 高橋一生、 高畑充希

時代劇コメディ。 ★★

 

予告を観て、先頃の映画「超高速!参勤交代」と似たようなコンセプトの映画だなあ、と思っていた。
原作が同じ人だった。なるほど、そういうわけだったか。

 

幕府は各藩が余分な力を持たないように、参勤交代を命じて定期的に散財させたとのこと。
そして領地を替わる国替えも同じ目的で命じていたらしい。
しかし国替えともなれば参勤交代どころの話ではない。
お城に保管していたすべてのものはもとより、全家臣、その家族、その家財道具まで、すべて引っ越さなければならない。
こりゃ、大変なことである。

 

舞台は姫路藩。禄高も4割に減俸されて九州への国替えである。
で、誰もやりたがらない引っ越し奉行の大役が片桐(星野源)に押しつけられる。
今で言うところの引きこもりだったような片桐。さあ、どうする?

 

設定からしてドタバタを予想させる軽い内容。
引っ越しの準備なんて何からどうすればいいのか、さっぱり判らない。
おまけに引っ越し費用もままならない。このままじゃ引っ越しなんかできない。どうする?

 

星野源は、馬鹿正直で小心者で、純情で、なかなかにポジティブ思考な主人公を上手く演じていた。
それを助ける幼なじみの剣の達人である鷹村(高橋一生)や、引っ越し達人の娘であるお蘭(高畑充希)も悪くなかった。
しかし、酷かったのは脚本。
あまりにも薄っぺらい内容のものとなってしまっていた。

 

引っ越し費用を節約するために断捨離をするのだが、その過程も、いかにもといったものだった。
威張りくさっていた上司をぎゃふんと言わせるわけだが、あまりにも定番だった。
引っ越し費用を商人から借りるわけだが、ここの展開も軽すぎた。

 

というような具合で、断捨離のためにお役ご免とした600人の藩士のエピソードとか、悪役の陰謀である引っ越し行列襲撃のアクション場面とかも、私にはもう一つだった。

 

こういった軽い感じのコミカル時代劇が私には合わないのかも知れない。
今は「決算!忠臣蔵」を上映中だが、これはもうスルーかな。