2018年 アメリカ 96分
監督:ブライアン・A・ミラー
出演:マシュー・モディーン
B級サスペンス? ★☆
7年前に2,000万ドルの強盗事件が起きた。
犯人たちは内輪もめをして殺し合いをし、ただ一人生き残ったマクドナルド(マシュー・モディーン)も記憶喪失となり、大金は行方不明のままだった。
この映画、まるでシルヴェスター・スタローンの映画のように宣伝していたが(私もそれにのせられて観てしまった)、まるで脇役である。
若干は絡んでくるが、スタローンである必要はどこにもない映画。
すると、誰も観に来なくなる映画。
マクドナルドの記憶を蘇らせて大金を見つけようと、3人の謎の男女と、その金を横取りしようとする悪FBI。
こいつらが右往左往するのだが、展開に盛り上がりは・・・ほとんど、ない!
かってその事件を担当してた刑事がスタローンという設定。
で、スタローンもこの騒動に巻き込まれて行く。
マクドナルドの記憶も蘇り、悪FBIも懲らしめられて、よかった、よかった、という終わり方なのだが、まったくすっきりしない。
大体がマクドナルドは強盗犯の親玉じゃないか。
そこに家族愛をからめようったって、元はといえば、悪人の父親だったのだからなあ。
ということで、スタローンの映画はどんな端役の出演作でも完全視聴しておきたい、という超ファン以外にはお勧めしません(苦笑)。