あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「サーホー」 (2019年)

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2019年 インド 169分
監督:スジー
出演:ブラバース、 シュラッダー・カプール

インド版てんこ盛りエンタメ映画。 ★★★☆

 

インド映画に期待してしまうエンタメがぶち込まれている映画。
アクションあり、サスペンスあり、恋あり歌あり踊りあり。もうなんでもあり(笑)。
主役はあの「バーフバリ」主演のプラバース。

 

一度は抗争に敗れた組織のボスのロイは、犯罪都市ワージーで大きく組織を発展させる。
しかしそのロイはムンバイで何者かに暗殺されてしまう。
さあ、跡目をめぐっての組織内での対立が勃発する。さあ、これでボスの座は俺のものだ。
とそこに、ロイの一人息子ヴィシュワクが登場する。
さあ、俺が跡目だぜ。誰にも文句は言わせねえぜ。

 

それとは別に、あざやかな手口で大金を強奪する謎の一味も登場する。
こいつ等は何者だ?
もちろん警察は躍起になってこの強奪犯を捕らえようとする。
そこでめちゃ格好付けた優秀刑事アショーク(プラバース)が登場する。
彼はちゃんと女性捜査官アムリタ(シュラッダー・カプール)に目を付けて一緒に捜査にあたる。

 

ということで、お話はかなりややこしい。
裏組織の中での抗争劇あり、強奪犯の捜査劇あり、主人公たちの恋物語あり。
そこにロイの莫大な隠し資産も絡んでくる。
その資産のありかを指し示す“ブラックボックス”の争奪戦も起こるのだ。
ね、ややこしいでしょ。

 

もちろんインド・エンタメ映画だから美男美女の恋物語はお約束。
突然始まるダンス・シーン。歌って踊る。
それも、それまでとはまったく無関係の山の上とかで踊り始めたりする。おいおい、物語はどうなったのだ?
意味不明に突然に戦車が出てきたりするのも面白い。
ヒロイン役のシュラッダー・カプールは初めて観たのだが(整形前の)デミ・ムーアに似ていた(苦笑)。

 

正直なところ、物語にはごちゃごちゃ感が拭いきれない。
それというのも、ほとんどの登場人物に「裏の顔」がある事。スパイ、2重スパイの人物も多く登場。
それぞれの思惑が絡んで騙し合いをするものだから、誰を信じて観ていたらいいのやら。
ひとり正直なのはアショークにすっかり恋してしまったヒロインだけ。

 

1時間半ぐらい経った頃にやっとタイトルがやっと出てくる。
俺が本当のヴィシュワクだぜい(と、観ていない人には意味不明 汗)。
タイトルのサーホーとは“万歳”という意味らしい。

 

でもまあ、とにかくやってくれる。
ワイルドスピード」と「ミッションインポッシブル」を合わせて、そこに銃撃戦を加えたようなもの。
背中のジェットパックで空飛ぶ警官、通称「ジェットマン」なんてハチャメチャな警察も登場する。
まるでアベンジャーズのファルコンである。
主役二人が互いに交差し合いながらのダンスのような銃撃アクションは「Mr.&Mrs.スミス」のブラピとアンジーを思い出させてくれたぞ。

 

169分という長丁場だが飽きることのないエンタメ性はさすが。
しかし見終わったら、やはり映画2~3本を観たぐらいに疲れは残った(汗)。
満足、満足。