あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「Mr.&Ms.スティーラー」 (2019年)

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2019年 アメリカ 100分
監督:マット・アセルトン
出演:テオ・ジェームズ、 エミリー・ラタコウスキー

美術泥棒もの。 ★★

 

”Mr.&Ms.”と付く邦題が結構多いのは、やはりブラピとアンジーの映画がヒットしたせいなのだろうなあ。
しかし、往々にして柳の下のどじょうを狙ったものは外れていることが多い。
この映画も期待は大きく裏切られた(涙)。

 

アイヴァン(テオ・ジェームズ)は凄腕の美術品泥棒。
借りのあるボスからの依頼仕事をこなしてきたが、もう足を洗いたいぞ。
次の仕事が最後だ。

 

ということで、下調べに出かけたある家のパーティでエリス(エミリー・ラタコウスキー)と出会う。
エリスも多額の借金を抱えていて、やむを得ず詐欺師として生活していたのだ。
よし、二人で協力して大仕事をやろうぜ。

 

どこかで観たような設定、男女のコンビ具合。
二人でごちゃごちゃと騒ぎまわりますが、見終わってしばらくすると内容をすっかり忘れてしまいそう。

 

ということで、何があったのだっけ?
盗みの場面はあるのだが、どれも鮮やかすぎて(簡単に事が運びすぎて)、緊張感はほとんどなし。
厄介者の兄貴が始めのあたりに出てきていて、なんだ、こいつは?と思っていたら、最終場面ではかなり活躍していた。
面倒見の良さそうだったボスも結局は・・・という展開も、もう使い古されてような。

 

その程度の映画ですが、まあ、見ている間は退屈はしません。
時間が余って何もすることがないときにどうぞ。