あきりんの映画生活

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「ザ・バッド・ガイズ」 (2019年)

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2019年 韓国 115分
監督:ソン・ヨンホ
出演:マ・ドンソク、 キム・アジュン

例によって鉄拳無双。 ★★☆

 

韓国のTVドラマの劇場版ということらしい。
前半こそ敵の登場人物が多くてごちゃごちゃしていたが、物語は単純明快。
実際、人間関係なんてどうでもいいお話なのだ。

 

囚人移送車が仲間により襲撃され、大勢の重要犯人が逃走してしまった。
警察は必死になるが、なかなか脱走犯たちは捕まらない。困った、こうなれば毒には毒だっ!
ということで、彼らを再び捕まえるために減刑を条件に3人の悪服役囚が集められる。

メンバーは、伝説の拳のウンチョル(マ・ドンソク)、天才女詐欺師のノスン(キム・アジョン)、イケイケで殺人罪になってしまった元警察官のオ・ユソン。
彼らをまとめるのが不治の病を抱えている元刑事のオ・グタク。

 

ぶつぶつと言いながらも、この4人がそれぞれの個性を活かして協力していく。
設定としてはDCコミックの「スーサイド・スクワッド」と一緒だが、こちらの方が人間味があった。
この服役者メンバーの3人も決して根っからの悪人ではないから、感情的にも応援もしやすい。

 

キム・アジョンはなかなかの美女っぷり。悪賢いのだが、嫌味にはなっていなかった。
そしてお目当てのマ・ドンソク。この映画を観に行く人の大半は、ドンソクの拳がうなればすべて良し!というところだろう。
なにしろ、彼に殴られたり、片手で振り回されたりした敵は(ワイヤーで)すっ飛んでいくのだ。

 

クライマックスは敵の本拠地での大乱闘。
あれだけの麻薬製造、臓器売買工場という一大ヤクザ・アジトなのに、重火器の備えががひとつもない。
それどころか普通の拳銃すらない。手にしているのはバットだけ・・・。
マ・ドンソクの無双鉄拳が売り物の作品だから、敵も肉体勝負しかできなかった訳か。

 

最後になって急に助っ人として”幽霊の足”なる人物があらわれる。
めちゃくちゃ頑張ってウンチョルたちを助けてくれたのに、勝利のそろい踏みには入れてもらえず。
あの人は誰? あの活躍は何だったのだ? ちょっと可哀想。

 

期待していた通りの作品です。
しかし、マ・ドンソクの鉄拳無双も、余りにもいつも通りだった。
このままではいずれ飽きられてしまうのではないかと、それが心配だぞ。