2020年 中国 88分
監督:ジェシー
出演:シュー・トントン
女性アクションもの。 ★☆
ポスターに騙されてレンタルしてしまったんだろ、って・・・はい、その通りです。
悲しい男の性です。もう二度としません(嘘つけ)。
というのはおふざけにしても、この映画は実際に酷かった。
一応筋立てとしては、特殊部隊の女性エージェントが臓器売買組織を壊滅させる、ということになっている。
しかし、そんなストーリーは直ぐに忘れてしまいそうな代物。
えーと、設定としては、もと凄腕エージェントだったヒロインは引退して平和な家庭生活をおくっていた。
ところが何も知らない夫が捕らえられてしまい、その身との交換条件で再び争いの場に・・・、というもの
似たような設定で「ロング・キス・グッドバイ」というのがあったなあ。
ヒロインは確かにチャイニーズ・ビューティである。
彼女が空を舞ってアクションすれば敵はバタバタと倒れてくれる。
まったくに嘘っぽい爆発シーンも描かれる。
合成CGであることがこんなにも見え見えの映像も、かえって貴重かもしれない。
ということで、あまり感想を書くこともないような映画。
ラスボスが登場してもあまり感慨もない。
一つだけ面白かったのは、日本人をイメージしたような双子の殺し屋。
始めは味方だったのが最後は敵として登場する。あんたたち、何考えてんの?
あまり低評価の作品の感想は書かないことにしているのだが、これは同じ目に遇う人がいなくなるようにとの思いから。
ジャケットに惹かれても、けっして観ようとは思わないこと!