あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「キル・ショット」 (2023年) どうして下着1枚なの?

2023年 93分 アメリカ 
監督:アリ・ノバク
出演:レイチェル・クック

B級アクションもの。 ★☆

 

またまたB級感一杯のものを借りてきてしまったぜい。
拳銃をかまえる美女に弱いんだよなあ。ま、いいか。

 

おおまかな物語は、大金の入ったトランクの奪い合い。
しかしそこにいたる状況は説明されているような、されていないような。
冒頭に幼い女の子が大金の入った鞄をぶら下げて延々と歩く場面が映る。
これ、いったい何の意味があった?

 

場面が変わって、タトゥだらけの強面美人お姉様がその鞄を求めてばんばんと銃を撃って暴れる。
どうやらロシアの秘密組織のよう。
でもそんな説明はいっさいなし。説明がなくても何も困らないような物語(苦笑)。
お姉様たちが争っているのはどうやらアフガニスタン武装組織のよう。

 

またまた場面は一転して、若い金髪女性(レイチェル・クック)がガイドを雇って鹿撃ちに出かける話になる。
女とガイドの大自然の中での旅が続く。
あれ、これ何の映画だったっけ? 大金争奪アクションものはどこへ行ったんだ?
と、二人は大金の入った件の鞄が落ちているのを見つける。えっ?

 

という具合に、お話は思いつきで繋げたようなもの。
途中でレイチェル・クックが(意味もなく)黒いパンティ姿で逃げ回ったりする(サービス)場面もある。どうしてこんな姿?

 

武装集団に襲われた時に、彼女が体術などやけに強い。ほえぇ~!
ガイドの男も感心するのだが、男の子が欲しかった父に鍛えられたの、とかなんとか説明していた・・・。
最後の方では、タトゥいっぱい強面お姉さん一味との銃撃戦もある。

 

ま、とにかく意味不明な筋立ての映画。
副題は「ネイビーシールズFSB特殊部隊」。へえ、そうなんだ・・・?
こういった映画の楽しみ方は・・・ツッコミどころを探しながら観ること?

 

(以下ネタバレ と言っても、観る人はいないだろうけれど)

 

最後、レイチェル・クックは、実は私はスパイなの、大金を奪うためにあなたを利用したのよ、ズドン!
おやおや、何というオチだ。さらさら金髪もウィグだったのだよね。
でも、レイチェル・クックはモデル出身だけあって、スタイルの好い美人さんでしたよ。
(「2017年度世界でもっとも美しい顔100人」の候補になったそうです)