あきりんの映画生活

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「恋するプリテンダー」 (2023年) こういうのを観たかったんだよ

2023年 103分 アメリカ 
監督:ウィル・グラック
出演:グレン・パウエル、 シドニー・スウィーニー

ラブ・コメディ。 ★★★

 

この映画を簡単に説明すると、リゾート地でのウェディングパーティーを舞台に、グラマーなキュートガールとムキムキマッチョの、脳天気な軽いノリでのハッピームービー。
これでほぼすべてを言いつくしている。
この手の映画が好きな人なら、満足すること間違いなし。

 

弁護士を目指しているビー(シドニー・スウィーニー)はカフェで金融マンのベン(グレン・パウエル)と知り合う。
意気投合しての一夜は最高だったのだが、翌朝、ちょっとした行き違いから二人は不仲に。
おい、あいつの態度はどうだよ、馬鹿にするな。
ふん、あんな奴とは思わなかったわ。

 

数年後、ビーは姉の結婚式に出席するためにオーストラリアへ。
すると、その結婚式にはベンもやってきたのだ。
両家の家族とともに、二人は結婚式前の1週間をリゾート地の別荘で過ごすことになる(外国って結婚式前にこんな優雅なことをするのか・・・)。
なんであんな奴と一緒になるのよ。おいおい、こっちこそ勘弁してくれよ。

 

まあね、観ている人はこのあとの定番ともいえる展開を期待しているわけだ。
オーストラリアの海はきれいだし、別荘は豪華だし、水着姿はふんだんに出てくるし、もうね期待している通りに進むよ。

 

実はビーには復縁を迫って元カレがやって来ていた。もうすっぱりと諦めさせたいわ。
一方のベンはというと、この地で新しい彼を作っている元カノに未練たっぷり。なんとかよりを戻したいぞ。
そこでビーとベンは互いの目的のために、周囲も羨むほどの恋人のふりをするという協定を結ぶ。
ね、期待通りに面白くなりそうだろ。

 

なんでもシェイクスピアの戯曲「から騒ぎ」をベースにしているとのこと。
どのあたりがそうなのかは不勉強にして判らないのだが、お気楽脳天気な王道ロマコメが展開される。
そう、これで好いんだよ。

 

立派なクルーザーに乗りこんだ時には、みんなに見せつけてやろうと二人は「タイタニック」ネタまで披露する。
そう、例の船の舳先で両手を大きく広げて身を乗り出すビー、後ろから抱きかかえているベン。
あの映画はもう30年近く前のもの。今でもあのネタがちゃんと通用するところがすごい。

 

ヒロイン役のシドニー・スウィーニーは初めて観たと思うのだが、そのキュートな可愛らしさにやられた。で、評価は☆おまけ。
マーベル映画「マダム・ウェブ」ではスパイダーウーマンになっているとのこと。これは観なくては。

 

二人は恋人同士のふりをしていただけのはずだったのに。狙いは別のところにあったはずなのに。・・・あれ?
そうそう、もう自分をごまかさなくても好いんだよ。
もうみんながハッピーハッピーになっていく映画でした。

 

結婚式をあげるのがレズビアンカップルだったり、黒人と白人のカップルだったりと、当世流行のLGBTQや人種差別への配慮もちゃっかりと取り入れている。
そのうえで、こういう王道ラブコメを(臆面もなく)もっと作ってほしいぞ。