
2023年 84分 アメリカ
監督マリオ・N・ボナシン
ディザスター・パニック映画。 ★☆
この映画鑑賞はひとえにタイトルに興味を引かれたから。ちなみに原題も同じである。
かつては小松左京原作の映画「日本沈没」があった。
テレビドラマもあったが、どちらももうひとつだった。
アメリカ版はどうだろうか?
(そういえば、筒井康隆の小説には「日本以外沈没」というのもあった。)
冒頭、北極の気候変化で氷河の崩落が起きる。
これが大津波を起こし、アメリカ大陸の沈没危機につながっていく。
この出だしは「デイ・アフター・トゥモロー2024」と一緒ではないか。
もう少しは工夫せんかい(怒)。
この映画の感想を見ていると、「安定のアサイラム・クオリティ駄作」というのがあった。
そう、この映画もアサイラムだったのだ。
観る前にこの情報があればなあ・・・。
さて。大津波が北アメリカ大陸を襲う。沿岸の大都会が次々に水没していく。
一昔前ならこの映像だけで客が呼べたのだろうが、今はこれだけでは駄目っ。
「インデペンデンス・デイ」の時もそうだったのだが、こんなに大災害が起こっているのに、対策本部は小さな部屋に集まった数人だけ。
これはもうお約束ともいうべき、(経費節約のための)アサイラムの映画では覚悟しておかなくてはならない薄っぺらさ。
そして出てきた対策は、ソニック波で氷山を爆破しましょう、そして津波を回避しましょう。
なぜか判らないのだが、ソニック波での氷山爆破は海面を上昇させないんだって。
どうしてそうなる?
さらにすごい対策は、大きな穴を掘ってそこへ海水を流し込みましょう! そうすれば海面水位が下がります。
えっ、どれだけ大きな穴を掘るつもりなんだ?
でもコードネーム”もぐら”という穴掘り用の秘密兵器がアメリカにはあったのだよ。なんだ、そりゃ。
この映画をすでに観た人は、これは観なくていいですよ、ときっと書いてくれているのだろうな。
私も同じことを書くよ、これは観なくていいですよ。
でも、怖いもの見たさで観てしまう人はいるのだろうなあ(苦笑)。