
2023年 101分 日本
監督:阪元裕吾
出演:高石あかり、 伊澤彩織
シリーズ第2弾。 ★★★
第1作はマイナーな作りの感じだったのに、吹っ切れていてとても面白かった。
女性二人組の凄腕殺し屋、それでいて本人たちはあっけらかんとした若い女の子そのまま。このギャップが好い味を出していた。
それに二人のゆる~い雰囲気が何とも心地よかった。
今回の敵は、殺し屋協会の下請けアルバイトをしている兄弟殺し屋。
請け負った仕事をしても下請けでは正当に評価してもらえないと不満が募っていた。
そこで、噂のちさととまひろコンビを倒してしまえばその正社員ポストを奪えると画策する。
なるほど、殺し屋社会にも正規と非正規との間の壁があるわけだ。
肝心のちさととまひろは、滞納したジムの会費の払い込みや殺し屋保険のプラン変更など、あいかわらず些末な日常に追われていた。
大きなパフェを食べながら愚痴を言い合うふたり。まったりとした日常。いいねえ。
そんな二人はたまたま出かけた銀行で強盗に居合わせる。ありゃ。
他の客や行員と一緒に手を縛られて銃で脅されている二人。
滞納していた会費を3時までに振り込まないと割増金を取られてしまうわよ。あと15分しかないわ。
ということで隠し持っていたカッターナイフで紐を切り、銀行強盗に立ち向かう二人。
覆面強盗をあっという間に完膚なきまでに叩きのめしてしまう二人。
ああ、振り込みも3時までに間に合ったわ。好かったぁ。
おいおい、安堵するのはそこかい、というギャップが楽しいね。
後半は肝心の兄弟殺し屋との戦い。これも見応え充分だった。
相手の兄役の体術も半端ではなく、まひろとの一騎打ちが息もつがせぬ迫力でくり広げられる。
この兄弟殺し屋も悪人ではなく、人間味にもあふれている。
どんな風に物語が終わるのだろうか、もしかすれば第3作ではこの二組の殺し屋が共闘する展開になるのだろうか。
などと思いながら観ていた。・・・いやあ、私が甘かった・・・。
ベービーわるきゅーれはもっとあっけらかんとしているのだよ・・・。そうなのか・・・。
エンドクレジット後のおまけ映像では、二人がぐだぐだと手作り餃子についてしゃべっている。
具は何がいい? ツナマヨなんてどう?
あのさ、餃子って襞をこう寄せているのじゃなくて、こう寄せているのが好き。
とりとめのなさがまた好きかな。