
2024年 112分 日本
監督:阪元裕吾
出演:髙石あかり、 伊澤彩織、 池松壮亮
シリーズ第3弾。 ★★★
若い女子二人組の殺し屋ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は仕事で宮崎を訪れている。
早々に殺しミッションをこなし、海岸で無邪気にバカンス気分を満喫する二人。
手際のよい殺し業と、屈託のない女の子、このシリーズの魅力はこのギャップのなんとも言えない心地よさにある。
さて。追加の仕事が入るのだが、なあに、チンピラを一人殺すだけでしょ、楽勝楽勝。
ところが、そこで同じターゲットを殺そうとしている別の殺し屋・冬村かえで(池松壮亮)がいた。
あんなた、誰? おまえらこそ何者だ?
この冬村かえでが150人殺し達成を目指す凄腕一匹狼の殺し屋。
ちさとまひろが二人で立ち向かうのだが、それでもなかなかに歯が立たない。こいつは強いぞ。
池松壮亮が予想以上に(失礼)キレのいいアクションをみせてくれて感心した。
”ちさまひ”コンビに合流する協会派遣の先輩殺し屋役に前田敦子。
もう高飛車な先輩風を吹かせる嫌~な役。元からあまり好きな俳優さんではないのでこれ以上は言及せず。
しかし、ちさととの(子供のような低次元の)ネチネチ言い争いは面白かった。
ときおり、伊澤彩織はニノ(あ、二宮和也のことですよ、念のため)に似ているなと思う表情をする。
誰かそう思った人はいない?
私はニノの隠れファンなので、ぶっきらぼうな雰囲気のまひろにも肩入れして観ているのだよ(苦笑)。
閑話休題。なんとこの日はまひろの二十歳の誕生日だった。
冬村かえでを待ち伏せする簡易テントの中で、お酒を飲めるようになったまひろと、この日のために禁酒をしていたちさとが缶ビールで乾杯をする。好きかな。
いよいよ冬村かえでとの決着をつける時がくる。
しかしこれまで二人がかりでも押され気味の相手なのだ。勝てないかもしれない・・・。
戦いの場に臨むまひろがちさとに言う、あちらの世界に行ったら、あちらの世界でも仲良くしてくれる?
ちさとが即座に答える、私はそんな約束は絶対にしないよ!
悲壮感のあまり、珍しく気弱になったまひろがいじらしくもあり、可愛らしかった。
前作に引き続いて、今作でもクライマックスはまひろとラスボス(冬村かえで)との一騎打ち。
延々とくり広げられる肉弾戦を固唾をのんで見守った。
満足、満足。
(それにしても、前作でもそうだったが、きっちりとけじめはつけるんだね。さすが殺し屋協会認定の殺し屋だ。)
今作で”ちさまひ”コンビ作は終了との噂がある。
高石あかりも今秋からのNHK朝ドラのヒロイン役が決まっている。仕方ないなあ。
しかし寂しいぞ。
完全に”ちさまひ”ロスだなあ。