
2016年 104分 日本
監督:君塚良一
出演:中井貴一、 長澤まさみ、 濱田岳
社会派的なコメディ? ★☆
主人公は、朝の情報番組「グッドモーニングショー」のキャスターの澄田(中井貴一)。
彼は朝っぱらから、息子に彼女を妊娠させたと告げられる。えっ、お前まだ学生だろう、どうするんだ。
さらに、番組サブキャスターの小川圭子(長澤まさみ)から軽い気持ちだった付き合いを真剣に問い詰められたり。
さらにさらに、プロデューサーからは番組の打ち切りを打診されたり。
もう踏んだり蹴ったり。そんな朝。
そんな時、都内のカフェで人質立てこもり事件が発生する。
こりゃ大事件だ。各テレビ局のワイドショーは一斉に現場からの中継画面を放送し始める。
よし、うちも負けるな。
テレビ番組制作の裏側も垣間見ることができる。
ワイドショーってこんな感じで作っているんだ、キャスターも頑張っているし、プロデューサーも頑張っている。
それに娯楽番組と報道番組の制作チームの意地の張り合いとかもあるんだ。
テレビ番組もなかなか大変な思いを抱えながら作っているのだなあ。
しかし、どうしたって視聴率が一番大事、そのためなら倫理観も振り捨てるぞ。
そうか、テレビ番組ってこういう暗部を本質的に抱えているんだね。
さて。警察から連絡が入る、なんと、立てこもり犯人(濱田岳)が「キャスターの澄田を呼べ」と要求している、すぐに現場に来てほしい。
えっ、なんで私が立てこもり犯から指名されるんだ? なんだか嫌だなあ。
何を言っている、うちの番組が独占取材できるチャンスだぞ。すぐに行けっ。
ということで、現場にかり出された澄田キャスター。
全身防弾チョッキを着せられ、しかも爆発物も仕掛けられているとあって、さらに完全ガード。
しかし、どうして私が? キャスターをやっているうちに自分でも気づかぬうちに誰かの恨みをかったりしていたのだろうか?
犯人の狙いは何だったのか、ということなのだが、あまり深みはなかった。
長澤まさみが少しお笑い担当のかき回し役だったが、これも不発に終わっていた(「コンフィデンスマンJP」ぐらいはじけてくれないと・・・)。
せっかくの性格俳優・濱田岳も無駄づかいといった感じだった。
全体にどこか既視感のある設定、テーマで終わっていた。
一応最後まで観たが、休日の昼下がりにでも時間つぶしに、といったレベルでした(汗)。