
2023年 91分 イギリス
監督:ニムロッド・アーントル
出演:リーアム・ニーソン
車内だけのサスペンス。 ★★☆
オリジナルは2015年のスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」(未見)。
評判がよかったようで3カ国でリメイクされたとのことで、私は韓国リメイク版「ハード・ヒット」を観ていた。あちらも充分に面白いものだった。
今作はリーアム・ニーソンなので、こける心配はまずないよなあ。
二人の子どもを車で学校に送ろうとしている金融ビジネスマンのマット(リーアム・ニーソン)。
すると、その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する、という電話がかかってくる。
えっ、なんだって。そんな馬鹿な。
というわけで、この設定は韓国版と同じだった。
まあ、この設定の面白さで見せる映画だから、ここは変えられない。あとの工夫はどうだ?
マットはその声の主、要求、目的などがわからぬまま運転を続ける。
すると、指定された行く先で同様に爆弾を仕掛けられた車が爆破される。本当だったのか・・・。
しかも、その被害者はマットの仕事仲間だった。
爆発現場から離脱したこともあって、マットは警察から爆破容疑者として追われはじめてしまう。
とにかく車から降りられないという一点に話の面白さを集約している。
似たような感じではキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックの「スピード」があったが、あちらは止まることができなかった。
そういえばジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」で、車から一定距離以上離れると爆発するという設定のものがあった。
あれに少し近いかな。
恐怖に怯える子どもたちとともに車を走らせ続けるマット。
基本的に善い人キャラのリーアム・ニーソンだから、主人公に全面的に肩入れして観ていた。
警察車両とのカー・チェイスもちゃんとある。
やがてマットを脅していた犯人が明らかになる。お前だったのか・・・。
犯人とか、その動機は韓国版とは異なっていた。
個人的には韓国版の犯人の方がより不気味で面白かった気がする。
最後、おお、そういう手に出たか。マット、お見事。
長さも1時間半でちょうどよかったのでは・・・。
面白かったですよ。