
2025年 115分 アメリカ
監督:マット・シャンクマン
出演:ペドロ・パスカル、 バネッサ・カービー
オーソドックス・マーベル。 ★★
「ファンタスティック4」の設定については何となく知っていた。
このシリーズ、以前に観たことがあったんだっけ? と自分でも判らなくなるぐらいに印象には残っていなかった。
さて、新規巻き直といった感じの今作はどうだろうか。
宇宙ミッションのさなかに起きた事故で特殊能力を得た4人が主人公。
今後のために4人の能力を整理しておくと・・・、
リーダーで天才科学者のリード(ミスター・ファンタスティック)は、ゴムのように自在に伸縮する体を持っている。
妻のスー(インビジブル・ウーマン)は、透明になったり、エネルギーシールドを使いこなす。スーの弟ジョニー(ヒューマン・トーチ)は、炎を自在に操り、高速で空を駆け抜ける。
リードの親友ベン(ザ・シング)は、岩のように強固な身体と怪力を持つ。
で、この「ファンタスティック4」はアメリカ・アメコミとしても古いもの(なんでも、マーベル・コミックスでは初のヒーローチームだったようだ)。
そこで映画は、舞台を現代ではなく1960年代の感じにしている。
それは成功していた。なんとなくレトロっぽい雰囲気が映画全体をアメコミ映画の原点のようなものにしていた。
ファースト・ステップということで、ファンタスティック4誕生の説明とか、市民の間でどんな立ち位置にいるのか、などいうことは冒頭にさらっと流していた。
当然、こんな体に変化してしまった彼ら4人には葛藤があったはずだが(特に岩男のシングね、彼はかなり悩んだと思うよね)、そこはスルー。
今の状態を受け容れて、明るく元気に暮らしている4人。
まあ、あっさりしていて好いけどね。
襲ってくるのは、惑星を食い尽くすという強大な力を持つ宇宙神ギャラクタス。
その手下のシルバーサーファーが襲来する。
このシルバーサーファーの造形は好かった。お洒落である。彼女にもそれなりの物語を持たせていたし。
こちらの4人の中で一番活躍していたのはスーか。
リードはリーダーではあるのだが、ほとんど何もしていなかった。まあ、ゴム人間というだけでは活躍の場面は限られるよな。
しかし、星を食べるほどの力を持つ敵にどうやって立ち向かう?
馬鹿馬鹿しいというか、調子よすぎというか、あまり真面目に観てはいけません。
これは佳き日のぬる~いアメコミなのです。
そのつもりで肩の力をぬいて観ましょう(この後は、もう観ないかな・・・ 汗)。