あきりんの映画生活

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「ハヌマン」 (2023年) 歌わない、踊らない、ハチャメチャ・アクションもの

2023年 158分 インド 
監督:プラシャーント・バルマ
出演:テージャ・サッジャー、 アムリタ・アイヤル

ファンタジー・ヒーローもの。 ★★

 

冒頭に、ヒーローに憧れるあまりに自分の両親を亡きものにしてしまう少年マイケルが現れる。
えっ、これダークヒーローもの?
実は、彼はあとで主人公に対抗する悪役に成長していくのだった。なるほど。

 

場面が変わって・・・。
村で暮らすハヌマントゥは温和しい性格の好青年。彼が主人公。
秘かに想いを寄せる女性を助けようとして海に落ちたハヌマントゥは、そこで不思議な力を持つ石を手にいれる。
その石には、古代インドに活躍した猿の将軍ハヌマーンの力が宿されていたのだ。

 

こうしてハヌマントゥは無敵の力を手に入れたのだが、その力が発揮できるのは石に太陽の光が当たっているときだけ、という制約がついている。
この制約がドラマに変化とユーモアをもたらしていた。

 

村を支配していた独裁者に異議を申し立ててタイマン勝負をするハヌマントゥ。
この独裁者がめっちゃ強い怪力男なのだが、なあに、こちらにはハマヌーンの力があるんだ、ちょろいもんだぜ。

 

ところが、あいにく太陽は雲にさえぎられて、ハマヌーンの力は目覚めない。
こてんぱんに叩きのめされるハヌマントゥ。
これまでかと、集まった誰もが思ったときに雲の合間から日が差す。
しめた、もちろん形勢は逆転。お約束の展開だが、これで好いのだよ。

 

後半に登場してくるのが、悪のヒーローのマイケル。
彼はハヌマントゥの石を奪おうと画策して戦いを挑んでくるのだ。
ここからは奇想天外、何でもありのアクションてんこ盛り展開。
この映画は”漫画”なのだと思って楽しみましょう。

 

最近のインド映画らしく、歌と踊りはほとんどなし。
以前からのインド映画ファンとしてはいささか寂しい。物語の流れが断ち切られようが、唐突だろうが、やはり踊って欲しいぞ。
それに(こんなことをいっては顰蹙ものだが)、ヒロインがそれほど私好みではなかった(汗)。

 

最後、石が割れて封じ込まれていた悪神が解放されてしまう。
えっ。どうなる? と、画面には「続く」の文字が・・・。
なんだ、またかぁ。この頃のインド映画ってこんなのばかりだな。ぶつぶつ。