2000年 アメリカ
監督:マックG
出演:キャメロン・ディアス、 ドリュー・バリモア、 ルーシー・リュー
ビル・マーレイ
美女3人のお気楽アクション映画。 ★★★
私の一番のお気に入りはキャメロン・ディアスなのだが、ちょっと吊り目のルーシー・リューももちろん悪くありません。
ちょっと太めのドリュー・バリモアがどうしてエンジェルのメンバーなんだろうと思ったら、なんと、彼女は制作に加わっているのだった。
彼女は主演の「25年目のキス」もプロデュースしていたし、才人なんだね。
映画は、とにかく何も考えずに楽しめるオバカなアクション映画。
ストーリーには感想を言う必要もありません(笑)。
意味もなくくりひろげられるコスプレが楽しいし、アクションも、ワイアにしてもカンフーにしても無駄な動きばかりで、エンジェルたちの華麗な動きを見せてくれる。嬉しいなあ。
最初から最後までそれだけ。
そんなハイテンションが続き、そんなアホらしい楽しさがいっぱい。
ときおりキャメロン・ディアスがみせるカンフーのお馬鹿っぽい決めポーズは、全く強そうに見えなくて、そこがいいなあ。
感心したのは、武器として銃器や刃物をいっさい使っていないこと。
これには彼女たちの肉体アクションを存分に見せるという狙いがあるわけだが、それでも、最近の映画に多い銃弾の雨あられがないのはほっとするような気がする。
武器に頼らない分だけ人間味がある、と言ったら褒めすぎか。
不気味な悪役の「やせ男」が、よく似ているけれどまさかなあ、と思って調べたら、やっぱり「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のお父さん役の人だった。
あまりの役柄の違いにびっくり。
連絡役のビル・マ-レイは、いつもながらの飄々とした雰囲気で、エンジェルたちに囲まれて楽しそうだった。
何もあとには残りませんが、気分転換にこういう映画を観るのも悪くありません。
さあ、ご一緒に、「おはよう、チャーリー!」