あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「ナイト&デイ」 (2010年)

イメージ 1

2010年 アメリ
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ、 キャメロン・ディアス

二大スターのアクション劇。 ★★★★

ジューン(キャメロン・ディアス)は、空港でロイと名乗る男性(トム・クルーズ)とぶつかり、やっと乗りこんだ機内でも近くの席になる。
しかし、化粧直しにジューンがトイレに入っている間に機内は大変なことに・・・(本当に大変。まるで漫画、思わず笑えてしまう展開)。
実はロイはある秘密を握っているために、命を狙われていたのだ。

どうしたってジョニー・ディップとアンジェリーナ・ジョリーが出ていた「ツーリスト」と比べられる物語設定。
あちらは女性が謎の人物で、行きずりの男性が事件に巻き込まれていたが、こちらはその逆で、謎の人物は男性で、事件に巻き込まれるのが女性の方。

事件に巻き込まれていくキャメロンがいつものような底抜けに楽天的で、ちょっと天然な感じの持ち味をよく発揮していた。
あれよあれよと言いながらも状況にはちゃんと反応していって、ロイが運転するバイクに後ろ向きに座り、二丁拳銃(だったっけ?)をぶっ放すまでになる。
射撃の腕もお見事。敵の弾は当たりっこないしね(笑)。

トムはイカレテいるんじゃないかと言うぐらいに自分勝手、自信過剰。でも、それこそ漫画的なほどに凄腕。
トムも、ディップと同じように、ホテルの部屋から逃げ出して屋根の上を走る。
ただし、こちらはパジャマ姿ではなく、きちんと服を着ていた(笑)。
この場面はあたふたとした楽しさをみせてくれたディップの勝ちだったかな。

たしかに、トムとアンジーの共演では主役がぼやけてしまって映画にならなかっただろうし、ディップとキャメロンの組み合わせでは、漫才のボケが二人いるようで、どんな映画になったか想像がつかない。
それぞれの映画の組み合わせで、やっぱりよかったんだろうな。

観客は、事件に巻き込まれていくジューンの視点に立ってストーリーを見ている。
だから、あれよあれよという早い展開に、彼女と一緒に気分良く翻弄される。
ロイっていったい何者なんだ? 信用してしまっていいのか? なんて。

ときどきはジュリーは眠り薬で眠らされてしまう。そして目が覚めると事態は一転している。
観客も一緒に飛び離れたところへ連れていかれる。
巧いやり方だな。

コメディー・タッチがほどよく加わっていて、バンバン人は撃ち殺されるのだが、軽快に楽しく観ることができる。
最後に、それまでロイに振りまわされていたジュリーが1本やり返すところも、思わずニヤリとさせられる。
「私が居る場合、私が居ない場合、どっちを選ぶ?」

ご贔屓のアンジーが出ていた「ツーリスト」だけれど、映画の出来は(アンジーには申し訳ないのだが)こちらの方が上だった。