1983年 イギリス 130分
監督:ジョン・グレン
出演:ロジャー・ムーア、 モード・アダムス
007の13作目。 ★★☆
ロジャー・ボンドの6作目になる。
しかし、007もこれだけのシリーズになると、どれがどんな内容だったか、すぐに混乱してしまう。
で、記録のために概要を。
オープニングの掴みは、折りたたみ軽飛行機での敵地からの脱出劇。
追尾ミサイルからも軽快に逃げのびて、ばっちりと好調。
東ドイツからの宝石の密輸と核爆発陰謀がからみあっているのが物語の骨格だが、主な舞台はインド。
美女ばかりの島もでてきて、結構ですねえ。
ボンド・ガールは2回目の登場ということだが、このモード・アダムスって美人?
やたらほお骨が高くて、あまり魅力的ではない。
冒頭に出てきて太股チラリをしてくれたお姉さんの方がよほど魅力的だったけれどなあ。
娯楽映画としてはテンポも良く、充分に楽しめる。
ロジャー・ムーアもアップになると、さすがに辛くなってきているお歳ではあるが、軽妙なおしゃれ感があった時代のボンドものです。
タイトルは、ボンド・ガールが猛毒の蛸を飼っていて、蛸の刺青もしているところから。
敵のボスが大蛸にまたがって現れるわけではありません(当たり前や)。