2008年 アメリカ 112分
監督:アンディ・テナント
出演:マシュー・マコノヒー、 ケイト・ハドソン、 ドナルド・サザーランド
宝探しのアドベンチャー。 ★★☆
「10日間で男を上手にフル方法」のコンビによる宝探しアドベンチャー。
財宝を積んだスペイン船がカリブ海に沈んでいるとの古文書をたよりに、宝探しをするお調子者のマコノヒー。
そんな彼に愛想を尽かしたのだけれども離れられない元・妻のハドソン。
そこへ悪が登場してきて宝を横取りしようとする。
う~む、定石通りだ(笑)。
「10日間で・・・」のときは弾けるような若さがいっぱいのケイト・ハドソンだったが、5年後のこの映画の彼女はいやに大人っぽくなっている。というか、老けた?
この間に出産したり、離婚したせいかなあ。
ちなみに「シネマ・イタリアーノ」が印象的だった「NINE」は、この翌年の映画。これでは見事に復活していた。
豪華クルーザーの持ち主の大金持ちにドナルド・サザーランド。
彼が良い味を出している。
溺愛しているお馬鹿むすめが、街で買い物をしてきたいわ、と甘えると、よしよし、5万ドルまでにしておきなさいよ、と忠告したりする。どれだけ金持ちなんだ!
その娘が、パパと2週間も一緒、死にそう、と友達に出したメールを見て傷ついたり。お父さん、可哀想。
出だしはきれいな海、笑いもとって、お、期待できるかな、と思わせるのだが、中盤は完全に中だるみ。やや睡魔。
しかし、後半に入って面白さ回復。お目覚め気分。
エメラルド色のカリブ海での豪華クルーズもあるし、宝を探してのダイビングもある。夏向け映画。
ということなのだが、悪くはないのだけれども、という注釈がつきます。
ま、真夏に時間が余ったら、避暑気分でたわいもなく観る映画です。
エンディングでは、ケイト・ハドソンの妊婦姿も見ることができます(笑)。