監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ヘイデン・クリステンセン、 タンディ・ニュートン
不条理SF?それともオカルト? ★☆
(万が一、この映画が気に入った人がいたら、この記事は読まないで下さい。貶しまくりです)
これは酷かった。
お金を返せ、時間を返せ。ぶつぶつ。
あらすじを書くので、未だ観ていない人はそれで済まされることをお勧めします。
ある夜、停電が発生。すると、4人を除いたあらゆる人々が衣服を残して消失してしまう。
どうも暗闇にいると消失してしまうらしい。
残された4人は非常用発電機で光を灯すバーに集まってくる。なんとかしようとするが、どうすることも出来ない。
・・・それだけ(笑)。
いろいろな奇妙な現象が起きて、興味を惹きつけるのだが、いかんせん、なにもかも説明なし。出しっぱなし。後始末、まったくなし。
なにもかも中途半端なまま、思わせぶりに映画は終わってしまう。
なぜ、暗闇に入ると人が消失するのでしょう? 答え:わかりません。
なぜ、そのようなことが急に起きたのでしょう? 答え:わかりません。
闇の中で生きているらしい人達はなにをしているのでしょう? 何をしようとしているのでしょう? 答え:わかりません。
残されていた謎の文字「クロアクトン」の意味は何だったのでしょう? 答え:わかりません。
なぜ、彼らは街を出ようとしたのでしょう? なにか意味があったのでしょうか? 答え:わかりません。
人類はこれからどうすればいいのでしょう? 答え:わかりません。
たった二人で生き残った子ども達はアダムとイブになるのでしょうか? 答え:わかりません。
えっ、まだこの映画を観たい?
ご覧になった方、ぜひ感想を聞かせて下さい。