あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「花咲ける騎士道」 (2003年)

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2003年 フランス 99分 
監督:ジェラール・ケラブジック
出演:バンサン・ペレーズ、 ペネロペ・クルス

中世が舞台の軽い活劇もの。 ★★☆

あの夭折の美男子スター、ジェラ-ル・フィリップ主演での大ヒット作をリメイクしたとのことだが、オリジナルは未見。
今作ではリュック・ベッソンが脚本を書いている。

まあ、この映画はペネロペ・クルスを見たくて観たようなもの。
このとき29歳のペネロペは明るくはじけている。可愛く、魅力的。

18世紀フランスが舞台。
結婚話から逃げるのに必死なプレイボーイのファンファン(バンサン・ペレーズ)と、手相占い師の美女アドリーヌ(ペネロペ・クルス)の、上品なコメディ・タッチの活劇ドラマ。

美男美女を主人公にして、終始、軽いノリで展開する。
中世フランスの戦争や軍隊が背景にあるのだが、それものんびりとした漫画チックな描き方。
出演者の中世フランスの衣装はどれもきれいだし、山野の風景や街のセットも楽しい。

ということで、なんにも難しいことを考えることはなく、ただただ映画を楽しむ。
それにしても、ペネロペと結婚しようとしていた冴えないおっさん、あんた、図々しいぞ(笑)。