あきりんの映画生活

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「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」 (2009年)

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2009年 日本 133分
監督:松山博昭
出演:戸田恵梨香、 松田翔太、 早瀬美智子

一攫千金のゲームもの。 ★★☆

TVドラマの映画化らしいが、TVではまったく観たことがなかった。
一攫千金の賞金稼ぎゲームものの「カイジ」が意外に面白かったので、これも同じ路線の期待を持って観る。

この映画は、密室に集められた11人が「エデンの園」というひとつのゲームを延々と13回くり返す、それだけの物語。
11人の心理的な駆け引き (タイトルにもなっている嘘のつき合いなのだが) が刻々と情勢を変化させる。
そのために同じゲームをくり返しても、その都度に戦略が変化するところがミソ。

さて、その「エデンの園」ゲームだが、すぐに戦略を理解することは難しい。
ルールは比較的単純。
参加者はひとりずつ、金色、銀色、赤色の3種類のリンゴの中のどれかひとつを選ぶ。
全員が赤りんごを選べば、全員が1億円ずつもらえる。全員がハッピー、ハッピー。
それを13回くり返せば、全員が13億円もらえる。全員がハッピー、ハッピー。
じゃそうすればいいじゃんと考えるところなのだが、ここで悪の誘惑がある。
13回戦をおこなって最も獲得賞金が多かった者には50億円の特別賞金が付くのだ。そりゃ13億円よりも50億円の方がいい。

すると相手を出し抜かなくては…。
ここで次のルールとなる。
誰か一人でも赤色以外の金色か銀色を選んだ場合は、赤色を選んだ人は直ちにマイナス1億円となってしまうのだ。
こりゃ大変だ。裏切り者が一人でもいたら自分はマイナスになってしまう。しかも赤色が自分一人だけだったら、ペナルティとしてマイナス10億円(だったかな?)になってしまう。
じゃあ、誰も赤りんごなんか入れなくなるじゃん。

そして金色と銀色の数を比べて多い方の色を選んだ人が1億円もらえる。負けた色を選んだ人はマイナス1億円。
共謀して6人以上の仲間を集めた者が有利になるじゃん。
そこで誰が何色を選ぶかの騙し合いがはじまる。

ということで、物語としては心理的な駆け引きを充分に楽しむことが出来た。
ゲームが1回終わるごとに、お前は次は何色を選ぶんだ?、一緒に金色を選ぼうぜ、などと騙し合う。
ただ一人、馬鹿正直な戸田恵梨香だけが、信頼し合ってみんなで赤を選びましょうよ、と説得したりする。
でも、怖くて赤なんか選べないじゃん。

難点だったのは、主役の松田翔太戸田恵梨香 (ファンです、念のため) の演技が、あまりにも大げさ、わざとらしすぎだったこと。
現実離れした全くの作り事の世界だからということで、わざとらしさを狙っているところもあるのだろうけれども、この演技の不自然さにはちょっとついていけなかった。
コミックぐらいだったらちょうどよかったのだろうけれど。

続編の映画もすでに公開になっている。
残念なことにヒロインが交代している。TV放送にでもなったら観ようかな。