監督:リー・H.カッツィン
出演:スティーブ・マックィーン、 ヘルガ・アンデルセン
カー・レースもの。 ★★☆
自身もモーター・スポーツ好きだったマックィーンが実際のル・マンにカメラを持ち込んでとりあげた映画。
車好きにはたまらないであろう映画。
物語はセミ・ドキュメンタリー。タッチで進む。
前年のル・マン24時間耐久レースで事故を起こし友人を失ったレーサー、マイク(スティーヴ・マックィーン)が主人公。
今年もフェラーリのチームの一員としてレースに臨んでいる。
実際のレースの様子が大画面で捉えられている。
そして車に搭載されたカメラからの低いアングルによる映像。
刻々と変化する天候、それに対応するコクピットのメカニックたち。
フィクションとしての映画作品にどうやって持っていったのだろうと思うほどの作り物ではない迫力がある。
本物志向のカー・レース映画としては最高の部類の作品ではないだろうか。
私自身が (残念なことに) それほど車に興味がないために、普通の評価になっています。