あきりんの映画生活

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「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」 (2006年)

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2006年 アメリカ 105分
監督:ブレット・ラトナー
出演:ヒュー・ジャックマン、 ハル・ベリー、 ファムケ・ヤンセン、 イアン・マックラン

第3作、完結編。 ★★★

素晴らしい能力の持ち主だったジーン(ファムケ・ヤンセン)が、前作で死んだところから物語が続いていく。
なんと、ミュータントの超能力を消して普通の人間にしてしまう薬“キュア”が開発される。
さあ、ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるかという、究極の選択をミュータントは迫られる。

これは、自分たちより優れている能力の持ち主への逆差別をどう考えるかという問題を投げかけてくる。
一般の人たちは、自分たちの社会を守ろうとするわけだ。
まあ、これは判らなくもない。
逆差別を受けてきたミュータントの中には、普通の人間になりたいと考える者も出てくる。
これも判るきがする。

しかしマグニートー(イアン・マックラン)が率いる一団は、新薬”キュア”の根絶を狙う。
一方、X-MENたちは人類とミュータントの全面戦争を回避しようとして、マグニートーらと対立する。
人類、そして2つのミュータント集団と、3者の思惑が絡み合っての複雑な対立となる。
この構図はなかなかによく練られている。感心。

主演はファムケ・ヤンセン、と言っても好いぐらい。
死んだはずのジーンは実は・・・。もう最強のミュータントだったのだ!
そしてミスティークが***してしまったのには驚いた。

最後は手に汗握る(笑)大闘争場面となる。
正義のミュータントはいったい勝てるのだろうか・・・?

(絶対に、以下のこんなことを言ってはいけません!)

根本的な疑問。
戦いの最後の場面、ローガンはあんなことをせずに”キュア”を使えば良かったじゃん。そうすればジーンも***だったのに・・・。
でも、それでは映画の余韻がなくなってしまうか・・・。