あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「悪の法則」 (2013年)

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2013年 アメリカ 118分
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー、 キャメロンディアス、 ペネロペ・クルス、 ハビエル・バルデム、 ブラッド・ピット

策謀のサスペンス。 ★★

この映画の出演陣の豪華なこと。そしてこのタイトル!
こりゃ華麗で素敵なコン・ゲームものか?と期待を込めて観に行った。
結果は・・・あれ? こんなもの?

脚本は、あのコーエン兄弟の「ノーカントリー」の原作者とのこと。
美しい婚約者(ペネロペ・クルス)がいて、幸せの絶頂にいるはずの弁護士(マイケル・ファスベンダー)が、ふとした弾みで悪の道に手を染める。
1回だけなら捕まるようなことはないだろう、俺はそんなにへまじゃない。ちょっと金儲けをするだけだ。
本当か? 悪の世界を軽く見ているんじゃないかい?

と、こうして敏腕弁護士(だった)のファスベンダーが、麻薬取引に手を出して、あれよあれよと取り返しの付かない事態に追い込まれていく。
原題は弁護士を意味する”カウンセラー”だが、危ないカウンセリングをしたのは、実はその弁護士の方だったわけだ。

なんだか悪の総権化のような雰囲気だったハビエル・バルデム
エロくて派手な愛人キャメロン・ディアズと豪勢な暮らしぶり。
そんなハビエルも、本当の悪の前ではまったく形無し。使い捨ての存在。怖ろしいなあ。

キャメロンがおこなったカー・セックスの逸話(車でおこなったセックスではなく、車とのセックスです)は、すごいなあ。
その情景を想像しただけでエロい。
ペネロペももっとずる賢く事件にからんでくるのかと思っていたら、彼女は純情そのものの役回りだった。なあんだ。

後半になると、ああ、こりゃみんな殺されていくんだな、と判る。
衆人環視の中で首を締めるワイアも怖ろしいなあ。
後味はあまりよろしくない。苦い。それが狙いの作品。

実はこの映画、華麗な騙し合いのお洒落な映画かと思って観に行ったものだから、冒頭から、あれ?思っていたのと違うぞ。
とまどっている間に物語がどんどんとすすみ、ちょっと置いてけぼりを食ってしまった。
こちらの気持ちを立て直す暇もなくすすみ、そのせいで評価が低くなってしまった。

もう一度観たら評価が上がるのではないかなあ。

繰り返しになるが、それにしても本当の悪というのは、本当に怖ろしい。
まさかそんなことまではしないだろうと一般人が高をくくっていたことを、本当の悪は、いとも平然とやってしまうのだ。
本当に怖ろしい。悪い人に相談(カウンセリング)なんかしないぞ。