あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

「フライト・ゲーム」(2014年)

イメージ 1

2014年 アメリカ 107分
監督:ジャウマ・コレット・セラ
出演:リーアム・ニーソン、 ジュリアン・ムーア

ノン・ストップ・アクション。 ★★★

「96時間」が好きだった人ならこの映画を観ない手はない。
リーアム・ニーソンが魅せてくれる1時間40分。原題通りに「ノン・ストップ」である。

今回の舞台はNYからロンドンへ向かう旅客機の中。
誰も逃げ出すことはできず、何の応援も期待できないという限られた狭い空間での展開が、緊張感を持続させている。

航空保安官のビル(リーアム・ニーソン)はアル中で、飛行機のトイレでもこっそりと煙草を吸うような人物。
そんなビルの携帯に、指定の口座に1億5000万ドルを送金しろというメールが届く。えっ?
もし金を払わなければ、20分ごとに機内の誰かを殺すぞ。えっ?

ここからビルと姿の見えない敵との駆け引きがはじまる。
人を殺してこの閉じられた飛行機内から逃げられるはずもないし、 一体犯人はどうする気だ? ビルもそう思うし、観ているわれわれもそう思う。
ところが、20分後に本当に人が死んでしまったのだ。しかも、殺したのは・・・。

こはちょっと都合よくお話が進みすぎたなという気がしないでもない。
でも、狭い飛行機のトイレの中での格闘など息をつめて観ていたから、そんなことは許してしまうのだよ(笑)。

そのうちに、あれ、また一人殺されてしまった、あ、また次の人が殺されてしまった。
いったい誰が犯人なんだ? 怪しいと思い始めれば、誰もが怪しいように思えてくる。

ビルの捜査に協力してくれているジュリアン・ムーアだって何か隠していそうに思えてくる。
おまけに連絡を取っている地上の捜査陣は、なんとビル自身が犯人ではないかと疑ってくる。

もう難しいことは考えずに楽しめばよい作品。
極端に言ってしまえば、誰が犯人かなんてことも考えなくてもいいです。どうせ当たってはいませんから(苦笑)。

リーアム・ニーソン、まだまだ現役で頑張っています。
だから「エクスペンダブルス」には未だ出演しません(笑)。