2011年 アメリカ 109分
監督:アレン・ヒューズ
出演:マーク・ウォルバーグ、 ラッセル・クロウ、 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
政治がらみサスペンス。 ★★
主演の元警官の私立探偵ビリーにマーク・ウォルバーグ。
そこに絡む腹黒いNY市長にラッセル・クロウ、その奥さんにキャサリン・ゼタ=ジョーンズと、なかなかに豪華な顔ぶれに惹かれて鑑賞。
結果、いまひとつだったなあ・・・(涙)。
警官を辞めなければならなかった過去のある事件で、ビリーは市長に借りがあった。
その市長から、市長夫人の浮気調査を依頼される。
今は市長選挙の真っ最中ですよ、今頃なんでそんな調査をするんです?
しかし、高額な報酬にもひかれて調査をすることに。
市長夫人がこっそりと会っていたのは、なんと市長選の相手陣営の参謀だった。
そしてビリーがそのことを市長に報告した途端に、その参謀は殺されてしまう。
これって・・・。俺は市長に利用されている?
この映画、あまり派手な場面はない。
多少のアクションはあるものの、全体的には市長選挙に絡んだ策謀をめぐるサスペンス。
それもそれほど突出したものではなく、どこかで見たような筋立て。
ついでにもうひと言。
ビリーには一緒に暮らしている恋人がいるのだけれども、彼女がなぜ映画に登場したのか、さっぱり判らない。まったく無用のキャラ(苦笑)。
一方でビリーの探偵事務所で働く女の子がいる。この娘が意外に好い。
恋人なんか登場させないで、この娘をもっと前面に出して、たとえば政治陰謀に巻き込まれて危険な目に逢うなんて方がよほど好かったと思うのだが・・・。
ということで、記事もあっさりと終わりです。
ただなら観てもいいけれど、わざわざお金を出すほどではないなあ、というのが私の評価でした。