あきりんの映画生活

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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」 (2014年)

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2014年 アメリカ 121分
監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、 ゾーイ・サルダナ

アメコミ原作のSFもの。 ★★★☆

最近のSF映画では、リブートものはどちらかといえばダークでシリアス路線となっている。
一方でアメコミ原作ものは奇想天外、こんなのあり?といった感じに。
この映画はアメコミ原作で、能天気な(ちょっと古風なスタイルの)スペース・オペラ
軽快で楽しい。

主人公は宇宙をまたにかけるトレジャーハンターのピーター(クリス・プラット)。
そんな彼が強大な力を秘めたパワー・ストーン“オーブ”を手に入れる。
しかしそのオーブを狙っている悪の力の者たちがいたのだ。

銀河宇宙を支配しようとしている闇の存在、そして銀河の秩序を司る善き人のザンダー星。
両者の戦いに巻き込まれたピーターには、いつしか4人の仲間ができる。
みんなワケありの変な奴ら。
中にはアライグマの姿の者や、樹(動き、話すこともできる樹 笑)もいる。なんだ、こいつらは?

ご贔屓のゾ-イ・サルダナは、「アバター」では青くなっていたが、この映画では緑色。
アクション・シーンが素晴らしいなあと思っていたのだが、考えてみたら「コロンビアーナ」でも彼女はすごい殺し屋役を演じていたのだった。
軽快な身のこなしが格好好い。

ガーディアンズ”の変な連中は、はじめのうちは、なんだ、こいつらは?という感じだったのだが、そのうちに親しみが湧いてくる。
乱暴者のアライグマもいいのだが、なんといっても樹である。
こいつが結構強くて頼りになる奴。
そして自己犠牲もいとわない好いやつ。泣けてくるような好いやつ。
(最後、鉢に植えられた樹が元気になってきたときは、本当にほっとして嬉しくなったぞ)

オーソドックスなスペース・オペラもの。
コミカルな部分とアクション部分とのバランスも適度で、楽しく観ることができた。
乞う続編、ですね。