2013年 アメリカ 90分
監督: ヘンリク・ルーベン・ゲンツ
出演:ジェームズ・フランコ、 ケイト・ハドソン、 オマール・シー
素人さんが巻き込まれたサスペンス。 ★★☆
ゴールディ・ホーンの娘であるケイト・ハドソンは、それほど目立つ女優ではないが、贔屓である。
で、その彼女が(身から出たさびなのだが)右往左往するサスペンスを鑑賞。
建築請負業のトム(フランコ)と小学校教師のアナ(ハドソン)夫婦は、経済的に困窮していた。
せっかく手に入れた家もローンが払えずに取り上げられてしまいそう。
困った、どうする?
そんな二人が少しでも収入を得ようと地下の部屋を貸していたら、その住人が突然死していた。わあっ!
しかも、その部屋には3500万円が残されていた。わあっ!
こんな大金、なにかワケありの、絶対に良くないお金、絶対に危ないお金。そうに決まっている。
でも、このお金があったら・・・。
とうとうその金に手をつけてしまった二人に、マフィアの殺し屋や麻薬密売組織、それに警察も迫ってくる。
もともとは小心者の善良な夫婦。好くないことになるのは判っていたのに・・・。どうする?
まったくの素人の二人に、悪のプロたちは情け容赦ない。
お金の隠し場所を白状させられるために痛い目に逢わされそうだし、かといって白状してしまったら殺されてしまいそうだし・・・。
ええと、お金はあっちに隠したわ、嘘つけ! ああ、そうそう、隠したのはこっちだったわ、今度も嘘だったらただじゃすまねえぞ!
といっても、物語の展開はちょっとぬるいところがある。
しばらくすれば観たことを忘れてしまうような内容だったなあ(汗)。
タイトルの「パーフェクト・プラン」というのも、かなり言い過ぎ。
ちっとも”パーフェクト”ではなく、”プラン”ですらありませんでした。行き当たりばったり、でした。