1965年 イギリス 129分
監督:テレンス・ヤング
出演:ショーン・コネリー、 クローディーヌ・オージェ
007第4作。 ★★☆
007シリーズは書きとめておかないと、すぐに記憶が混乱してしまう。
これはコネリー・ボンドの4作目。
冒頭の掴みのミッションで、あの一人乗り空中移動機が登場する作品。
(あの機械が実際にオリンピックの開会式で飛んだときにはびっくりしたものだった)
今回も敵は悪の集団スペクター。
この悪の集団にはいったいどういう背後組織があるのか、ときおり疑問に思う。
使い捨てにされる(ボンドにあっさり殺されてしまう)下級団員たちは、何のために働いている?
とても主義主張のためとは思えないぞ(苦笑)。
それはさておき、今回はそのスペクターのNo.2が核を積んだNATO軍戦闘機を盗んでしまう。
そして米国、英国に対して高額な金銭を要求してくる。
一週間以内に払わなければ、核爆発が大都会の真ん中で起きるぜ。よ~く考えるんだな、ふっふっふっ。
水中アクションがメインの本作。
アクションも水中なのでスローモーション。敵も味方もウェットスーツを着ているので誰が誰やら?
そのあたりがまだるっこしいと言えばまだるっこしい(苦笑)。
ボンド・ガールはクローディーヌ・オージェ。正統派美人。
調べてみると、後にはアラン・ドロンの「ボルサリーノ2」や「フリック・ストーリー」に出ていたらしい。
まったく気がつかなかったなあ。
余談 : 初期のボンド・ガールって、その後はぱっとしない人が多いけれどどうしてでしょう? (もちろんハル・ベリーなんかは別格です)
ときどき観たくなる007の初期作品。
なんにも考えずに南国リゾ-ト地でのアクション・ドラマを楽しみましょう。