2011年 アメリカ 98分
監督:トム・ハンクス
出演:トム・ハンクス、 ジュリア・ロバーツ
明るい人生ドラマ。 ★★☆
学歴がないことを理由にリストラに遭ったラリー(トム・ハンクス)は、一念発起して大学へ通うことにする。
リストラされたので、お金はない。でも教養を身につけて頑張るぞ。
この大学、教養講座の集まりみたいな感じ。
入学試験もない。市民講座のような雰囲気もあるが、けれども若者も多い。どういう制度なのだろう?
大学卒の資格を取れるのだろうか。日本の大学の制度とはちょっと違っているようだ。
それはともかく。
ラリーが受講したスピーチの講座(こんな講座があるんだ!?)。教師はまったくやる気のないメルセデス(ジュリア・ロバーツ)。
それでもラリーは一生懸命。独特の人柄で周りの皆を惹きつけていく。
こういう雰囲気の人物を演じさせたら、やはりトム・ハンクスは上手いよなあ。
ラリーは家も手放さなければならないし、ガソリン代節約のために車を手放してバイクに乗り始める。
すると、気のいいバイク仲間もできてくる。
これもラリーの(トム・ハンクスの 笑)人柄のせいだよ。
まあ、悪人は出てこない映画。だから気持ちよく観ることができる。
メルセデスもラリーの一生懸命さに次第に感化されて、こんな投げやりの生き方ではいけないわ、とばかりにグータラ役立たず夫を家からたたき出す。
それからもなんやかんやとあって、観ている人がこうなると好いなと思っているとおりのハッピーエンドを迎える(笑)。
深いものは何にもありません。
でも、気持ちよく観ることができる映画です。