あきりんの映画生活

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「ジュマンジ」 (1995年)

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1995年 アメリカ 104分
監督:ジョー・ジョンストン
出演:ロビン・ウィリアムズ、 キルスティン・ダンスト

パニック・ファンタジー。 ★★★

ジュマンジというのは奇妙なボードゲームの名前。
呪われたゲームということで100年お前に地中に埋められたのだが、アランがそれを見つけてしまったぞ。
ああ、ゲームなんか始めなければ好かったのに・・・。

いじめられっ子だったアランは女友達のサリーと一緒に”ジュマンジ”を始めてしまう。
このジュマンジ、サイコロを振って自分のコマが進むという双六ゲーム。
しかし、駒が止まった目によっていろいろな出来事が本当に起こる。
それも好くないことばかり。
たとえば、蜂が襲ってくるとか、大地震が起きるとか・・・。
しかも、このゲームは一度始めると、だれかが上がらないかぎり終えることが出来ないのだ。
こんなゲーム、続けたくないよう。

20年以上も前の映画だが、頑張ったCGを使っている。
部屋の中に突然ライオンが現れたり、どう猛な(妙な顔の)猿たちが無茶苦茶しまくったり。
奇想天外な出来事が起こって、右往左往。

そのうちにアランは密林に連れ去られていってしまう。
誰かが5か8の目を出さないかぎりこの世界には戻ってこられないのだ。
ひとり取り残されたサリーはゲームを封印してしまい、ゲームは途中のまま誰からも忘れられてしまう。

さて26年後、このゲームをジョディとピーターの姉弟が見つける。
そしてゲームを始めてしまう。
偶然に5の目が出て、すっかり大人になったアラン(ロビン・ウィリアムズ)も密林から戻ってくる。
しかし、ゲームは未だ終わらない。街はどう猛な猿たちが大暴れし、走り回る猛獣たちに襲われ大パニックになる。
こりゃ、大人になったサリーを捜して、なんとしてでもゲームを終わらせなければ。

少女ジュディが誰かに似ているなあと思ってみていたのだが、あれ、キルスティン・ダンストだと気付いた。
小さい頃から今と同じ顔をしていたんだ(笑)。

大人になったアランを密林時代から執拗に追いかけてくる謎のハンターがいる。
なんのために追いかけてくるのかもよく判らない不思議なハンターなのだが、これを演じていたのは少年のアランのお父さん役と同じ俳優さんだって。
判らなかったなあ。

ということで、子供向けのファンタジー映画なのだろうけれども、大人が観ても充分に楽しめるものだった。
騒動が終わった後の後日談が、ほのぼのとしていて、好かった。

(最後の場面のネタバレ)
実はアランとサリーはゲームをしていたときの記憶を持ったまま、ゲーム前の世界に戻っていったのだ。
そして26年が経ち、ジョディ、ピーター姉弟と再会するのだ。好かったね。

同じ原作者の「ザスーラ」も映画化されています。
そちらも主人公兄弟がゲームの世界に入り込んでしまう設定で、今度は宇宙へ行ってしまうのです。
楽しめますよ。