あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「ちはやふる」 (上の句)(下の句) (2016年)

イメージ 1

016年 日本 (上)111分 (下)102分
監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず、 野村周平、 真剣佑

競技カルタに賭ける青春。 ★★★

人気漫画の映画化で、「上の句」、「下の句」の二本立て。
これを一挙上映で観たが、難しい理屈抜きで単純に楽しめた。

小学生時代から百人一首のカルタ取りに熱中していたヒロイン千早(広瀬すず)は、高校で念願の競技カルタ部をつくる。
幼い頃からの友達や、まったくの素人を誘って、一緒に東京大会、そして全国大会を目指す、というもの。

こうした部活動頑張り系映画は基本的に好きである。
ちょっと思い出すだけでも、大学相撲部の「しこ踏んじゃった」、女子校生のジャズバンド部「スウィング・ガールズ」、タイトル通りの「ピンポン」、水泳部の「ウォーター・ボーイズ」、懐かしいところでは女子ボート部の掛け声がタイトルになっている「がんばっていきまっしょい」などなど。
青春を一生懸命頑張る物語は、どれも楽しめた。

しかし、百人一首が青春ドラマになるとは思わなかった。
私も中学生のころは百人一首は全部そらんじていた。”むすめふさほせ”も知っていたし。
そして、競技カルタともなると、たしかに畳の上の瞬発力競技の様相を呈してくる。
なるほどなあ。

物語としては、幼なじみ同士の恋模様もあり、カルタ取りを通じての友情もあり、定番とはいいながらも、起伏がありよかった。
TVドラマはまったく観ないので、ヒロインの広瀬すずは初めて観た。
可愛くて、彼女の起用でこの映画は成功していたのではないだろうか。
あと配役で好かったのは嫌みなライバルの”ドSの須藤”役の子。
こういう子がいないとヒロインたちが引き立たない。でも、彼も好いことを言ったりもするんだよね。
それに三枚目の役どころの西田(肉まん)の子。彼がいい味付けになっていた。

名画座で見たのだが、ロビーには競技カルタのルールが説明されていた。
これは親切な気配り。
「運命札」などについては映画の中でも説明されていたが、たとえば最初に配る札は50枚だけで残りは空札になるとか、お手つきのルールとか、知らないこともたくさんあった。
同時に取った場合は自陣の人の勝ちとなる、なんて知っていた?

これ、原作の漫画はまだ続いているのだろうか。
映画も、ヒロインの前には”音なしのクイーン”がまだ立ちふさがっていて、充分に続編を作れる状態になっていた。
メガネ君もカルタの世界に戻ってくるのだろうし・・・。