あきりんの映画生活

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「マグニフィセント・セブン」 (2016年)

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2016年 アメリカ 133分
監督:アントワーン・フークア
出演;デンゼル・ワシントン、 ヘイリー・ベネット、 クリス・プラット、 イーサン・ホーク、 イ・ビョンホン

「荒野の七人」のリメイク。 ★★★

ご存じ、黒澤明監督の「七人の侍」を西部劇に移した「荒野の七人」のリメイク作。
どちらも超と冠につくほどの名作。
何を今さら、という気がしないでもないのだが(汗)。

舞台は開拓時代の小さな田舎町。
町の資源を独占しようとしている悪徳実業家ボーグは、大勢の用心棒をやとって暴力と恐怖で町を支配している。
ボーグに夫を殺されたエマ(ヘイリー・ベネット)は、何とかして町を守ろうと、賞金稼ぎのチザム(デンゼル・ワシントン)にボーグ退治を懇願する。

と、設定は同じようになっている。
彼が集めた仲間は、ギャンブラー(クリス・プラット)、南北戦争時の知り合い(イーサン・ホーク)と彼の相棒のナイフ使い(イ・ビョンホン)、手配中の殺人犯、山男。それに途中で出会ったネイティブ。

ということで、本作の特徴は、リーダーが黒人であるし、集められた仲間にはネイティヴや中国人もいる。白人は2人しかいないといった多国籍軍というところ。

チザムを町へ連れてくるヒロイン役がヘイリー・ベネット。
胸を強調した(魅力的な)衣装ではあるのだが、男たちに混じって果敢に敵と戦う。
どこかで観た女優さんだなあと思っていたのだが、「ガール・オン・ザ・トレイン」のメガンだった。ああ、そうだった。

戦闘の準備は割とあっさりと描かれている。
しかし、肝心の戦闘場面は、もう派手に展開される。
銃撃戦はもちろんなのだが、ダイナマイトの爆発も起こるし、敵はなんとあの悪魔の武器ガトリング砲を持ち出してくるのだ。

最後にチザムが町の人たちを助けた真の理由が明かされる。
なんだ、個人的な復讐だったのか、と思ってしまったのが正直なところ。
彼が無私の義侠心だけでなかったのはひとまずよしとしても、その行為に誘われて戦った残りの6人はどうなる? ちょっとすっきりしないなあ。

やはり「七人の侍」などのように、私利私欲なしの義侠心の方が後味はよかったように思うのだが。

とは言っても、(先の2本の名作と比べなければ)充分に娯楽作品として楽しみました。
エンドロールで流れてきたのは、おお、「荒野の七人」のテーマ曲ではないか。これはよかったな。