2017年 アメリカ 136分
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ヴィン・ディーゼル、 ドゥエイン・ジョンソン、 ミシェル・ロドリゲス、
シャーリーズ・セロン、 ジェイソン・ステイサム
ワイルド・スピード最新作。 ★★★
ワイスピなので、冒頭にはちゃんとカーレースがある。
それも文字通りの火の玉レース。
これには呆気にとられたぞ。
さて、空も飛んでしまったワイスピも、今回の惹き文句は「ファミリーの危機!
なんと、ファミリーの中心だったドミニク(ヴィン・ディーゼル)がまさかの裏切り。
ホブス(ドゥエイン・ジョンソン)は投獄され、残されたレティ(ミシェル・ロドリゲス)らファミリーは危機に瀕してしまう。
今回の悪玉は、女サイバーテロリストのサイファー(シャーリーズ・セロン)。
ねちねちとドミニクを責めて、自分の意に従わせてしまう。美人の悪役は凄みがあるなあ(笑)。
彼女はこのところ汚れ役だろうが、過去のトラウマに打ちのめされる役だろうが、アクションヒロインだろうが、何でもこなしている。
すごいなあ。
さあ、雨を降らせるわよ! とのセロンお姐さまの号令。
すると、高層駐車場から無人の車が勝手に動き出して、道路へ落ちてくるわ、落ちてくるわ。
・・・車の雨だったんだ。
(それにしても、自動運転の技術が進んでそれが夢でなくなったら、こんどはすべての車がハッカーに乗っ取られてしまう危険性があるわけだなあ。
そんなことをされたら、街は大パニックになってしまうぞ。)
ドミニクの裏切りに、まさかそんな、と思っていたレティたち。
しかし本当にドミニクは悪役の手先となってしまっている。どうして?
そしてその悪にレティたちは対抗できない。このままではまずいわよ。
ということで、なんと、最後の手段としてファミリーは宿敵デッカード(ジェイソン・ステイサム)に協力を要請する。
前回は悪の親玉だったジェイソン・ステイサムが、今作ではとても美味しい役どころ。
ドミニクの赤ん坊を敵から救い出して、必死に守り抜く。
あの強面顔のしゃがれ声で赤ちゃんに優しく話しかけるところなど、思わずにっこり。
お前、本当は好いやつだったんだなあ。
ファミリーの崩壊、というのが今作の惹き文句だったが、その原因も”ファミリー”だったというところがちょっと微妙。
自分の子ども一人のために世界を危機にさらす悪事に荷担するか? ちょっと微妙。
充分に面白かったのだが、「ユーロ・ミッション」「スカイ・ミッション」と比べると、やはり1ランクは下がっていた。
ま、気楽に楽しみましょう。