あきりんの映画生活

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「トレイン・ミッション」 (2018年)

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2018年 アメリカ 105分
監督:ジャウマ・コレット・セラ
出演:リーアム・ニーソン、 ヴェラ・ファーミガ

列車内でのサスペンス・アクション。 ★★★

リーアム・ニーソンも忙しいぞ。
48時間で事件を解決しなければならなかったり、飛行機の中で謎の脅迫主と戦わなければならなかったり。
今や”フォース”と共にある暇はないぞ(汗)。

さて今回はいつも通勤で乗っている列車内が舞台。
保険会社を突然リストラされた元警官のマイケル(リーアム・ニーソン)。
住宅ローンやら息子の学費やらが不安。お金をどうしよう・・・。

そんな彼に、謎の女(ヴェラ・ファーミガ)から、乗客の中からある人物を捜し出せたら10万ドルをあげる、という奇妙なゲームを持ちかけられる。
ある人物とは、この列車の常連ではない、終着駅で降りる、そして通称はプリン。
こんな奇妙な提案が本当にはあるものか・・・。
しかし、言われた場所を探したら本当に手付金が置いてあったぞ。

ニューヨークの電車の改札システムがおもしろい。
通勤客は定期券のようなのだが、そうでない乗客の切符には車掌が行き先に穴を開けて座席に挟んでおく。
へえ、こんなことをするんだ。
これで、どの乗客が定期券でないか(常連でないか)がわかるわけだ。
なるほど、これを利用して映画は盛り上げているわけだ。

リーアム・ニーソンのアクション・サスペンスに外れはないような気がする。
今回も、終わってみればツッコミどころは沢山あるのだが、観ている間は、あれあれ、どうなるんだ、とつい惹きこまれてしまった。

謎の女はどうして通称プリンを探している?
そんな依頼はもう嫌だ、止めたいと思ったら、知り合いが殺されてしまった。妻の命も危ないと脅されてしまった。
どうする?

後半になると、列車は暴走! 
おお、これはまるで「アンストッパブル」ではないか!

(以下、ネタバレ)

ということで、あれよあれよと、最後まで楽しんだ。
しかし、よく考えるとおかしな点もいっぱいある。
犯人たちは何故マイケルに目を付けた? プリンという通称をどうやって知った? そもそも、なぜ、自分たちで探さずにマイケルにわざわざ探させた?

悪警官が敵方にいるということで、てっきり、冒頭に出てきた嫌みな警部かと思っていた。
そうしたら・・・。ありゃあ、こいつが悪警官だったのか・・・。