あきりんの映画生活

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「ミッション・インポッシブル フォールアウト」 (2018年)

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2018年 アメリカ 147分
監督:クリアストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、 ヘンリー・カヴィル、 レベッカ・ファーガソン

シリーズ第6作。 ★★★★

シリーズ第4作あたりから、それこそ目を奪われるアクションが満載となってきて、とても”スパイ大作戦”どころではなくなってきたこのシリーズ。
前作の派手派手アクションは、もうこれでやることが残っていないんじゃないかと思わせてくれた。
しかし、今回もちゃんとやってくれた(嬉)。

今回の敵は、プルトニウムを強奪して核テロを画策するシンジケートの生き残り。
そこにプルトニウムの引き渡しを請け負う謎の女、ホワイトウィドウが絡んでくる。
さらにそこに、IMFと因縁がらみのFBIが絡んでくる、敵なのか味方なのか判らないイルザ(レベッカ・ファーガソン)が絡んでくる。
相当にややこしいぞ(苦笑)。

嬉しかったのは、冒頭からあのラロ・シフリンのテーマ曲を流してくれたこと。
それにTVドラマ時代にはお馴染みだった”自動的に消滅する指令書”がでてきたところ。
いいねえ。

さて今回もアクションは半端ない。
超超高空からのスカイ・ダイビングや、パリ市内でのバイク・チェイス
もうこれは劇場の大画面、大音響で楽しむ映画だなあ。

建物屋上飛び移り走って走って追跡劇も魅せてくれる。
(このビル飛び移りシーンでトムは実際に骨折したとのこと。)
ハントにナビ画面を見ながら指示していたベンジーサイモン・ペッグ)が、ごめん、2D画面で見ていた、と謝るところは面白かった。

今回新登場なのが、一緒に任務をおこなうようにとFBIから送り込まれてきたウォーカー(ヘンリー・カヴィル)。
もちろんあのスーパーマン。だから彼も強い。
強くてハントとことあるごとに対立する。憎たらしいが、残念なことに格好いい(汗)。

途中でちょっと途惑ったのが2人のヒロイン。
一人は、前作から登場のMI6のエージェントでハントの新しい恋人(?)となったイルザ(レベッカ・ファーガソン)。
もう一人はかっての愛妻のジュリア(ミシェル・モナハン)。
二人の雰囲気がよく似ていて、あれ、これはどちらだっけ?(苦笑)

着ている服がアクション服と難民医療チーム服なので、それで見分けることはできたのだが、顔だけだと、どちらがどちらだか混乱しそう。
ということは、イーサン・ハントの好みの女性の顔、雰囲気は一貫していたんだな(笑)。

さて、後半の見せ場は予告編で流れていたヘリコプター・アクション。
前作では予告編シーンが冒頭にあったので驚いたが、今回は、あの場面は未だか、未だか、という心境だった。
で、期待を裏切らないものだった。

さらに、そのヘリコプターが雪山に墜落してからのアクションが、またすごかった。
こんなにアクションに次ぐアクションをしていたら、トム、ほんとうに死んじゃうぞ。

次回作がどうなるかは判らないが、作るのだったら早くしないと、トム、還暦になっちゃうぞ。
ジャッキー・チェンて、いくつだっけ?)