監督:ハーレイ・コークリス
出演:トミー・リー・ジョーンズ、 リンダ・ハミルトン、 ロバート・ボーン
B級アクション映画。 ★★☆
大泥棒だったトミー・リー・ジョーンズは、その腕を買われて今はFBIからの頼まれ仕事をしている身分。
FBIから依頼を受けて悪徳企業から証拠品のテープを盗み出したのだが、追われる。
とっさに新開発中のスーパーカーにそのテープを隠したのだが、そのスーパーカーを、大がかりな車泥棒一味が盗み出してしまう。
ということで、そのスーパーカーをめぐってトミー・リーとハミルトンとロバート・ボーンがやり合うという物語。
リンダ・ハミルトンはすご腕の車泥棒。
そしてロバート・ボーンはその組織の冷酷なボス。どうやらリンダは彼の愛人でもあったような雰囲気。
トミー・リー。ジョーンズが若い。
30年余り前の映画だから、無理もない。その後に宇宙人になって缶コーヒーを飲むことになるとは・・・(笑)。
リンダ・ハミルトンは「ターミネーター」以外では観たことがないので(汗)、この頃から後の様子と比べようがない(苦笑)。
ちなみにこれは「ターミネーター」の2年後の映画。
そのスーパー・カーだが、とても斬新なものを狙っている。
ドアも天井もなくて、ほとんど寝そべって運転する(笑)。
斬新にしようとすればするほど、今から見るとそこが逆にレトロっぽく見えるのが面白い。
お約束通りに主人公の二人は好い仲になって、悪役ボスはおかんむり。
証拠を盗まれた悪徳企業と、車泥棒集団と、FBIと主人公たちが右往左往する。
退屈することはありませんが、格別目新しいものもありません。
何もすることがない休日の午後に、ごろっと寝転んで楽しむ、そんなとき用の映画でした(笑)。