2019年 アメリカ 181分
監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr クリス・エヴァンス クリス・ヘムズワース マーク・ラファロ
スカーレット・ヨハンソン ジェレミー・レナー ジョシュ・ブローリン ブリー・ラーソン
感涙の最終章。 ★★★★★
ついに最終章ということで、これまでの「アベンジャーズ」3作を再見してから、いざ映画館へ。
結論から言うと、これまでの足跡をふりかえる巧みな設定になっていて、最終章にふさわしい内容だった。
3時間の大作だが、ダレることもなく、あっという間に見終えてしまった。
物語は、なんとホーク・アイの微笑ましい家族の姿からはじまる。
そして、その家族はサノスが鳴らした指によって消えていったのだ。
全世界の半数が無作為に消滅してしまったのだ。あの衝撃の瞬間だ。
(お断り:今回はネタバレとなる記述を気の赴くままに書いてしまっています。未見の方はご注意ください)
サノスの指ぱっちんで、アベンジャーズも半数の仲間がいなくなってしまっている。
残っていたのは、アイイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、それにブラック・ウィドウとホーク・アイといったところ。
つまり、彼らはアベンジャーズの初期メンバーということになる。
ここにキャプテン・マーベル、アントマン、ロケットあたりが加わる。
今作の物語設定の大きなポイントは、アントマンが出したヒントによる時間旅行。
これによってこれまでの物語世界をもういちど味わわせてくれる。
そして現在の状態を是正するために、過去を改変しようとする。
懐かしい場面も巧みに使われる。
これはこれまでのマーベル・シリーズを観てきた者にはとてつもない大サービスだった(嬉)。
それにしても、キャプテン・マーベル、強すぎじゃね?
始めから彼女がアベンジャーズに加わっていたら、物語は違ってしまっていたよなあ。
サノスへの対抗馬として登場してきたわけだが、彼女なしでもよかったかも、とちらっと思ったりもした。
ま、これは、新入参加のくせに強すぎ、という従来メンバーへの思い入れから来る思いです(苦笑)。
思わず涙腺がゆるんだのは、ホーク・アイとブラック・ウイドゥがソウル・ストーンを手に入れようとしたあの山での場面。
二人とも好きで応援していたんだよ。
まさか、あんな展開になるなんて・・・。
終盤はもう生き残っていたアベンジャーズの奮闘となっていく。
怒濤の大アクション場面の連続となっていく。
しかし、やはりサノスはとてつもなく強いじゃないか。その上に、サノスの大軍勢が攻めてくる。
多勢に無勢。これ、どうするんだよ? 勝ち目ないじゃん・・・
とそのときに、魔法のゲートから復活した沢山の仲間たちが出現してくる。
おお、おお、そうきたか!!!
ワンダもいる、Drストレンジもいる、ブラック・パンサーもいる・・・。
ウォンにオコエ、それにクイルやマンティスが復活してきたのもこのときだったかな。
ワカンダ王国の兵士達もやってきている。
大団円。
そしてついにアベンジャーズが終わっていく。
アイアンマンが最後に見せ場をつくり、キャプテン・アメリカも一つの選択をする。
(あの恋人とちゃんとダンスを踊ったんだ・・・)
ホーク・アイの家族もちゃんと戻ってきたけれど、ブラック・ウィドゥは戻っては来なかった。
これで終わってしまったんだね、という満足感と寂寥感がある。
もしかすれば、これからあとのマーベルものはもう観ないかもしれないな、と思ったりもする。
ナターシャのいないマーベルなんて・・・。
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