2015年 アメリカ 130分
監督:ブラッド・バード
出演;ジョージ・クルーニー、 ブリッド・ロバートソン
ディズニーのSFファンタジー。 ★☆
(おことわり)
これは徹底的な貶し記事です。この映画がお気に入りだった方はスルーしてください。
なんだ、こりゃ? で見終わってしまった映画(苦笑)。
ディズニーランドの人気アトラクション(?)をモチーフにした映画だということはあとで知った。
一度も行ったことのない身にとっては、胸ときめくものがなかったのだろうな。
物語の骨子は、トゥモローランドという未来都市の存在。
地球を破滅から救う鍵がそこにあり、ジョージ・クルーニーとブリット・ロバートソンがその都市へ出かけ、いろいろと頑張る、というもの。
どうして、ディズニーランドのアトラクションがトゥモローランドの入口に繋がっているの?
一番ついていけなかったのは、人が絶望すれば未来は破滅に向かい、希望を持てば世界も立ち直る、という優等生的な世界観。
う~ん、なにか宗教臭くも感じてしまう。
そんな、気持ち次第で世界の未来が実際に変わってしまうなんて、ちょっとなあ・・・。
それにあの未来を映し出す機械。
あれは、何?
あの機械があるせいで世界が滅亡する? あの機械を破壊さえすれば世界は救われる?
では、あの機械は誰がなんのために作ったの?
(どうもクルーニーが作ってしまったようなのだが、なんのために作ったの?)
又聞きになるので何処まで本当か判らないのだが、ウォルト・ディズニーの言葉に、
「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力があるかぎり、成長し続ける」というのがあるようだ。
この映画は、ウォルトのその理念を映画化したもの?
ということで、まったく乗れないままに映画は終わってしまった。
こんな貶し記事をアップするのもどうかとも思ったのだが、レンタル屋に行くとかなりの数のこのDVDが棚に並んでいる。
中には私と同じような感想の方もいるかもしれないと思って、一応、アップしてみる・・・(汗)。