あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。約2000本の映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。監督名、主演俳優名でも検索できます。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「怒り」 (2016年) 信じ切れる? 裏切られる?

2016年 日本 142分 監督:李相日出演:森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡、 渡辺謙 サスペンス風の人間ドラマ。 ★★★☆ 吉田修一の小説「犯罪小説集」を映画化した「楽園」は好かった。また、吉田の同名小説を李相日監督が映画化…

「リバルボー・リリー」 (2023年) リバルボーって弾込めが手間取るんじゃね?

2023年 日本 139分 監督:行定勲出演:綾瀬はるか、 長谷川博己 女性アクションもの。 ★★ 原作は長浦京の同名小説(未読)。ごひいき筋の綾瀬はるかのアクションものということで鑑賞。しかし、「奥様は、取り扱い注意」なんて(トンデモ)映画もあったからな…

「ダイ・ハード2」 (1990年) またまたクリスマスに不運な刑事

1990年 アメリカ 124分 監督:レニー・ハーリン出演:ブルース・ウィリス シリーズ第2弾。 ★★★☆ 第1作であれだけの傑作を作ってしまうと、シリーズ物の第2作を作るのは大変である。で、ほとんどの場合で転けてしまうのだが、今作はよく健闘していた。設定にも…

「欲望」 (1967年) 写真に偶然映ってしまっていたものは・・・

1967年 イギリス 111分 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ出演:デビッド・ヘミングス、 バネッサ・レッドグレーブ サスペンス? ★★★☆ ”愛の不毛”のミケランジェロ・アントニオーニ監督がイギリスへ渡って撮った作品。珍しく、サスペンス風味なのだが・・・…

「タイム・オブ・ザ・ウルフ」 (2003年) 理由も意味も教えませんよ

2003年 フランス 109分 監督:ミヒャエル・ハネケ出演:イザベル・ユペール ディストピアの不条理映画。 ★★★ ハネケ監督である。私には、ラース・フォン・トリアー監督と並んで嫌~な感じを与えてくる映画を撮る監督である。それでも一定の時間が経つと、また観…

「燃えよスーリヤ!」 (2018年) 痛くないから無茶をしてしまうぜ

2018年 インド 138分 監督:バーサン・バーラー出演:アビマニュ・ダサーニ、 ラーディカー・マダン ありえへ~んアクション映画。 ★★ スーリャ少年は生まれつき痛みを感じない体質だった(無痛症というらしい)。じつはこれは大変に危険な状態。怪我をしてい…

「太陽が知っている」 (1969年) またドロン様がモーリス・ロネを・・・

1969年 フランス 123分 監督:ジャック・ドレー出演:アラン・ドロン、 ロミー・シュナイダー、 モーリス・ロネ、 ジェーン・バーキン 避暑地での殺人サスペンス。 ★★☆ 舞台は南フランスの避暑地、サントロペの豪華な別荘。4人の男女の愛憎の駆け引きがあり、…

「ダイ・ハード」 (1988年) 世界一不運な刑事はこうして始まった

1988年 アメリカ 131分 監督:ジョン・マクティアナン出演:ブルース・ウイリス シリーズ第1作。 ★★★★ 伝説的とも言えるこの映画のことを知らない人は、ほとんどいないだろう。テロリストが占拠した場所で主人公が一人で戦い続ける設定をすれば、ああ、ダイ・…

「K.G.F. チャプター1」 (2018年) インド版やくざ映画

2018年 インド 154分 監督:プラシャーント・ニール出演:ヤシュ、 シュリーニディ・シェッティ 男臭いアクション映画。 ★★☆ タイトルの「K.G.F.」とは、1951年に発見された金鉱の名前。この映画はその金鉱をめぐるマフィアの抗争を描いている。徹頭徹尾、男臭…

「チェイス/猛追」 (2022年) 妻はどこに消えた?

2022年 アメリカ 95分 監督:ブライアン・グッドマン出演:ジェラルド・バトラー 本気男の活躍アクション。 ★★☆ ウィル(ジェラルド・バトラー)は妻リサを実家へ送る途中、ガソリンスタンドに立ち寄る。給油の間に買い物に店に入ったリサはそのままいなくなっ…

「獲物の分け前」 〈1966年〉 耽美映画に徹すればよかったのに・・・

1966年 フランス 99分 監督:ロジェ・バディム出演:ジェーン・フォンダ、 ミシェル・ピッコリ コスプレお洒落映画。 ★★☆ ロジェ・バディム監督が当時の妻だったジェーン・フォンダを起用して撮った作品。彼女の前の妻だったブリジッド・バルドーやカトリーヌ…

「皆殺しの天使」 (1962年) さあ、優雅な晩餐会よ

1962年 メキシコ 95分監督:ルイス・ブニュエル 不条理映画。 ★★★☆ ブニュエル監督と言えば、なんといっても「アンダルシアの犬」。あの映画のシュールな展開には魅せられたものだった。ブニュエル監督の前期の傑作があの映画だとすれば、後期の傑作が本作だ…

「柔らかい肌」 (1963年) 二兎を追う者は一兎も得ず

1963年 フランス 118分 監督:フランソワ・トリュフォー出演:ジャン・ドイザー、 フランソワーズ・ドレルアック 浮気男の悲(喜)劇。 ★★★ トリュフォー監督は、文芸色の強いものから軽妙なサスペンス・タッチのものまで気の向くままに映画を撮ったような印象…

「犯罪都市 THE ROUNDUP」 (2022年) マブリーは鉄拳無双だぜ

2022年 韓国 106分 監督:イ・サンヨン出演:マ・ドンソク バイオレンス刑事もの。 ★★☆ 知らなかったのだが、「犯罪都市」という第1作があったようだ。主役はもちろんマ・ドンソクで、韓国マフィアと中国マフィアの争いに警察強行班が乗り出すという内容だった…

「クリーン/ある殺し屋の献身」 (2021年) 俺が護ってやるよ

2021年 アメリカ 94分 監督:ポール・ソレット出演:エイドリアン・ブロディ 単純なアクションもの。 ★★ 凄腕の元殺し屋クリーン(エイドリアン・ブロディ)は、いまはゴミ清掃員としてひっそりと暮らしている。お、この設定は何かを思い出させるぞ、そうだ…