2000年 アメリカ 112分
監督:ニール・ラビュート
出演:レニー・ゼラィガー、 モーガン・フリーマン
妄想女がまきおこす騒動劇。 ★☆
実は悪人だった夫が惨殺された現場をみてしまったベティ(レニー・ゼラウィガー)は、妄想の世界に逃避してしまう。そして好きだった昼ドラマの主人公を現実と勘違いして追いかけはじめる。
殺し屋(モーガン・フリーマン)たちもまた目撃者のベティを狙って追いかけはじめる。
しかし、こんな中身のなんにもないドラマとは思わなかったなあ。
コメディなんだろうけれど、ナンセンスと言うほどのふっきれさもないし。
フリーマンが出ている映画ですよ、ある程度は期待するわなあ。がっかり。
余談:
アメリカでは奥様相手の昼ドラマのことをソープ・ドラマというらしい。番組中に石鹸のCMを流すことからきたとのこと。
妄想といえば、モーガン・フリーマンもまたベティに妄想していたわけで、ベティの妄想はハッピー・エンドで終わったけれど、フリーマンの妄想は墓穴を掘る結果につながってしまった。
しかし、この映画の巷の評判は結構いいようで、ちょっと自分は度量が狭いのだろうかと不安になるほど。
カンヌ映画祭では脚本賞も取っているそうな。う~む。