1988年 アメリカ 98分
監督:ロッキー・モートン
出演:デニス・クエイド、 メグ・ライアン、 シャーロット・ランプリング
時間制限に追われるサスペンスもの。 ★★☆
何者かに遅効性の毒薬を飲まされた大学教授で作家のコーネル(デニス・クエイド)は、教え子のシドニー(メグ・ライアン)と一緒に事件の真相をさぐる。残された時間は48時間しかなく、体は次第に弱っていく。。
死ぬまでに真犯人を見つけたいという一念での時間限定のサスペンスであり、謎の設定も良い。
ただ、鍵となる死んだ学生の書いた小説についてはすぐに見当が付いてしまうし、妖しげな富豪夫人がその学生の母親だろうということも容易に察しがつく。
展開が早く、メグ・ライアンとのどたばたとした騒動がつづくので、最後まで飽きることはない。
クエイドが強引に彼女と自分を接着剤でくっつけてしまうなんてところは、ずっこけた発想で笑えた。
結局、最後は、あれあれ、ということになる。こんな結末になるのか。
余談だが、この競演がきっかけでデニス・クエイドとメグ・ライアンは結婚したとのこと。