1983年 アメリカ 110分
監督:ジョン・バダム
出演:ロイ・シャイダー、 キャンディ・クラーク
武装ヘリコプターのスカイ・アクションもの。 ★★☆
軍部の陰謀を知ったロス市警のヘリ・パイロット(ロイ・シャイダー)が新開発された武装攻撃ヘリ・ブルーサンダーを奪い、ミサイルや戦闘用ヘリを相手に壮絶な空中戦をおこなう。
ストーリー自体はよくあるパターンだが、とにかくこの映画の売りはヘリコプターの勇姿である。
高層ビルの一室で密談をしている軍上層部が窓のカーテンを開けると、そこにはホバリングをしている武装へりがいる場面は、真骨頂。
しかし、それにしても、こんなに無茶してしまっていいのかよと言いたくなる展開が、これでもかと続く。
仲間のヘリコプターは墜落させるわ、F1を撃ち落とすわ、ビルにミサイルをぶつけさせるわ。事件が終わったあと、主人公はどうするのだろうと思ってしまう。
ロイ・シャイダーは華やかさはないが、きっちりとしたよい俳優だった。