あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。1800本余りの映画について載せていますので、お目当ての作品を検索で探してください。

「アルティメット」 「アルティメット2」

イメージ 1

「アルティメット」 2004年 フランス 85分 
監督:ピエール・モレル
出演:シリル・ラファエリ、 ダヴィッド・ベル
★★☆

「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」 2009年 フランス 101分
監督:パトリック・アレサンドラン
出演:シリル・ラファエリ、 ダヴィッド・ベル
★★★

「アルティメット」シリーズ2作を続けて観た。
リュック・ベッソンて、とにかく肉体勝負が好きなのだろうな。
「トランスポーター」や「TAXI」ではむろんカー・チェイスがメインなのだが、カンフーやら空手での戦いも見せ場を作っていたし、「YAMAKASI」も筋肉勝負そのものの映画だった。

この映画もとにかく肉体勝負。
スタント・マン出身のシリル・ラファエリと、”バルクール”という実物障害物走みたいなものの一人者ダヴィッド・ベルの、演技に見惚れる映画。

映画の惹き文句は、”ノーCG、ノー・ワイヤー、ガチンコ勝負”、というもの。
全編これ、ビルからビルへ跳び移り、跳び降り、窓へ跳び込み、空中回転しては跳び乗り、肉体は鍛えればこんなことも出来るんだ、と、ただただ感心するばかり。
あのマッスル・ミュージカルの超豪華バイオレンス版。

近未来のパリ郊外。犯罪者や浮浪者が集まったバンリュー13区(映画の原題)は、政府が設置した堅牢な壁で外界と遮断されていた。
そんな無法地帯に、奪われたロケット弾や時限爆弾が持ち込まれる。それをめぐって主人公たちが活躍しまくるというもの。

無法地帯だから、舞台は場末の荒れ果てた建物やがらくたが転がっている空き地だったり。
住人も薄汚れた悪そうな奴ばかり。
映画全体の雰囲気も、上品さの欠片もない。
しかし、これはそういう映画。知性とかはかなぐり捨てた肉体だけの映画なのです(笑)。

「1」の方は風景が荒廃しているなかで、登場人物の心も荒廃していて、実際のところ、ちょっとついていけないなという物語設定もあった(ダヴィッド・ベルの妹の扱い、など)。
それに比べると「2」の方はかなり洗練された設定になっていた。
最後のあたりで無法者たちの頭領が一致団結して腐敗した政府に立ち向かうところは、いわば「梁山泊」とでも言ったところだった。

映画自体の時間も短めで、何を考える必要もなく、あっという間に見おわってしまう。
TVの「筋肉番付」や「SASUKE」が好きな人は必見です。

さて今夜から、まずは腕立て伏せと腹筋を始めるかな。