あきりんの映画生活

映画鑑賞だけのブログです(苦笑)。★★★★が満点評価ですが、ときに思い入れ加算があります。

「ザ・バンク 墜ちた巨像」 (2009年)

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2009年 アメリカ 117分
監督:トム・ティクバ
出演:クライブ・オーウェン、 ナオミ・ワッツ

社会派サスペンス。 ★★☆

国際銀行というのは、庶民からみると得体の知れない巨大組織に思える。
各国の法律規制すら超越していて、場合によっては、弱小国の経済をはじめとする命運を左右する力だって発揮するのではないかと思ってしまう。
政治を動かす巨大権力とも手を組んだりして、悪いことし放題という感じだなあ。

内容は・・・。インターポール捜査官のサリンジャークライヴ・オーウェン)は、NY検事局のエレノア・ホイットマンナオミ・ワッツ)と共に、国際銀行IBBCの不正行為の捜査を進めていた。だが、証人や証拠は次々に消されていく。しかも、相手は上層部への圧力もかけてくる・・・というもの。

映画で描かれる巨大銀行のはモデルは、91年に経営破綻した途上国向けのメガバンクとのこと。
その銀行は、あらゆる紛争に積極的に介入していき、怪しげな組織と裏で手を組むことで成長していったとのこと。
表向きにはできない悪のお金を管理していた銀行のようだ。

インターポール捜査官に逮捕権限がないことを、この作品で初めて知った。
国際法規かなんかがあって、何でもできるのかと思っていた。
それにNY検事局てのが想像以上にやる部署なんだなということを知った。
ヨーロッパあたりまですぐに出張してしまうんだからすごい。

基本的にサスペンスものなのだが、途中で起こる美術館での銃撃戦はすさまじかった。
白い壁に銃弾が次々にめり込んでいく。
サリンジャーが本来は敵である殺し屋と協力して、共同の敵と戦っていくところは”男の友情もの”のようで、なかなかに良かった。
(それにしても、あの殺し屋はなぜ防弾チョッキを途中で脱いでしまったんだろう?)。

個人的な希望としては、ナオミ・ワッツにもう少し華を持たせて欲しかったな。
クライヴ・オーウェンも、大活躍しているんだけれども、全体としてはなんか地味な感じの物語展開でした。
(少し経つと、ストーリーを忘れてしまいそう(笑))